旅の資金をお得に貯める~旅行積立
家や車ほどではないけれど、結構高価な買い物の仲間に入る旅行。そんな旅行をお得に行くためには、計画的に資金を準備することも必要です。そこで、旅行積立を中心に旅の資金をお得に貯める方法をご紹介します。【目次】
・旅行積立とは?
・旅行積立の選び方
・満期時に現金か旅行を選べるこんなサービスも!
・旅行積立他、サイト集
旅行積立とは
旅行積立とは、定期的に(もしくは一時金で)各旅行会社へ積立をすると、満期時に一定のサービス額が加算され、旅行券など各旅行会社(もしくは航空会社等)で利用できるものになって戻ってくるサービスです。サービス率は各旅行会社によってまちまちですが、大体1年間の積立で年利換算1%~3%ぐらいが平均的。分割よりも一括払い、積立期間が長い方が年利換算は高くなります。ただし利用にあたっては注意したいこともいくつかあります。例えば、満期時には現金ではなく、旅行券などで戻ってくる為、旅行以外の目的では利用ができません。言い換えれば旅の資金を確実に貯めたい人にオススメの手段です。低金利時代において、この利率は非常に魅力的なサービスといえるでしょう。
旅行積立の選び方
積立をするとなると、何処に積立てるかが重要になってきます。少しでも利率のいいところへ……と思いがちですが、利率だけで決めてしまうのはオススメできません。満期時に旅行券を利用するときのことも考えて決めるのが重要となります。例えば旅行会社の積立の場合、ツアーはもちろん、近畿日本ツーリストや日本旅行などは、JRや私鉄の切符などの手配にも利用できます。JTBはJRや私鉄切符の手配には利用できませんが、インターネット経由の申し込みにも対応しています。
また、積立金額についても、無理なく利用できる範囲に留めることが重要です。以下のポイントを参考に、具体的なプランを検討されるといいでしょう。
目標を決めると貯めている間も意外と楽しめる |
各旅行会社への積立となる為、万が一積立て先が倒産などに至った場合は、積立てたお金が全額は戻ってこないリスクもあります。積立てる時には、きちんと自分の目で”ここなら大丈夫”と思える旅行会社を選びましょう。
■満期時に利用できるサービス範囲を確認
満期時には、各旅行会社で利用可能な旅行券などの形で戻ってきますが、この利用範囲について確認をきちんとしましょう。現金と全く同様に利用できる会社もありますし、一定の制約がある会社もあります。
大抵は、自社及び提携している他社のツアーや宿泊代金には利用できますが、交通機関のみ(航空券、JRの切符など)の手配については利用できる・できないが各社分かれるところ。交通機関のみの手配が可能であれば、出張や帰省などの切符の手配時に利用できるため、満期時の使い勝手はよいでしょう。
■他社主催のパッケージ旅行も利用ができる点を考慮
ご存知ない方も多いようなのですが、旅行会社では提携している他社の主催パッケージ旅行についても、手配が可能です。例えば、JTBの場合、国内であれば約100社、海外であれば約70社と提携関係にあり、この提携会社の主催ツアーについてもJTBで手配ができます。積立をした旅行会社のツアーしか利用ができないということはありませんので、そこを踏まえて積立先や金額を検討しましょう。
航空会社の利用が多い方は、それを見越して、各航空会社の積立を利用するといいでしょう。例えばJALの積立なら、ツアー、航空券の他、JAL系のホテルでの宿泊や食事、機内販売などにも利用できます。
満期時に現金か旅行を選択できるこんなサービスも!
お得な旅行積立ですが、満期時には旅行券などで全額戻るため、利用が旅に制限されてしまうことが最大のリスク。貯めるときは”旅へ行こう”と思っていても、満期時には、もっと違うものへ投資したくなったり、諸事情で旅へ出られないリスクもあります。「お得に旅の資金を貯めたい、でも使い道を限られるのは嫌」という方には“商品購入権申込特約付定期預金「わくわくセレクト」”の検討をオススメします。定期預金でありながら、旅行資金がお得に貯められる画期的な商品です。
わくわくセレクトは、住友信託銀行が発売する一年満期の定期預金で、満期の一年を迎えると、一旦元本と利息が普通預金に振り込まれます。ここまでは普通の定期預金と変わらないのですが、満期時に3万円以上満期時の金額範囲内で商品購入権申込特約がついているのが特徴です。
商品購入権申込特約とは、満期金を受け取後一カ月以内に、サービス額(旅行の場合は1.5%)がプラスされた商品購入権(わくわくプラス)に換えることができるというもの。
商品購入権は、3万円以上で満期金の中であれば金額は自由に設定できます。もちろん、全額そのまま現金で受取ることも可能です(ただしその場合は、通常定期預金の利息のみとなります)。
わくわくプラスにチャージされた金額は、一度の旅で利用する必要はなく何度でもチャージ金額の範囲内で利用が可能です。
旅行積立他、リンク集
主な積立情報をお届けします。積立の判断はご自身でしっかり条件を確認してからお申し込みください。・JAL ~JAL旅行積立
・ANA ~ANA旅行積立プラン
・JTB ~たびたびバンク
・トップツアー ~ときめき
・近畿日本ツーリスト ~旅したく
・住友信託銀行 ~わくわくセレクト