ビーチ/ビーチリゾート基本情報

はじめての海外リゾート・スパ(5ページ目)

海外リゾートホテルのスパは、その地に伝わるトリートメントを受けるチャンスでもあり、アジアなどではグッとお手頃。ここでは、はじめて海外スパを利用する時のコツとトリートメントの流れをご紹介します。

古関 千恵子

執筆者:古関 千恵子

ビーチガイド

【トリートメントの流れ】着替えて準備万端!

ジャングルの息吹が伝わるザ・ダタイのスパ
規模の大きなスパの場合、ロッカーや洗面台がずらりと並んだドレッシングルームを用意しているところもあります。ロッカーのキーはレセプションで渡されます。自分のナンバーのロッカーを開くと、そこにはトリートメント用パンツやローブが置かれています。

ボディトリートメントではブラジャーやパンツなどの下着や靴下、ストッキングなどは脱ぎます。もちろん、アクセサリー類はすべてとります。そして専用のパンツにはきかえ、ローブを羽織ります。ロングヘアーならば、髪をまとめておくといいでしょう。

ドレッシングルームがないスパの場合は、直接、トリートメントルームに向かいます。その一画に着替えるためのスペースが用意されています。着替え中、セラピストは外に出て待機し、準備ができた頃合いを見計らって、一声かけてから登場します。

 

【トリートメントの流れ】さぁトリートメント、スタート!

フットリチュアルやフットバスなど、呼び方はいろいろですが、足浴からスタート@ザ・バレ
ボディトリートメントの場合は、足浴からスタートすることが多いようです。花びらを浮かべたぬるま湯に足を浸して、もみほぐしながら、洗ってくれます。

そしてトリートメント・ベッドへ。施術内容やセラピストによって、うつ伏せ、仰向けなど、スタートの姿勢は異なります。これはセラピストの指示に従いましょう。ストローク(手や指の動き)の組み合わせ方法もセラピストの個性でもあるので、何から始まるかは、お楽しみ(えてして、足の裏からですが)。左半身からマッサージが始まったら、右半身はタオルで覆うなど、寒さを感じさせないよう気づかうセラピストもいます。

また、マッサージが強すぎると感じる時は「痛い!」と伝えましょう。アジアのスパの場合、「痛い!」「強く」「やさしく」などのカタコト日本語が通じたりします。

贅沢な素材、そして海を感じるシチュエーションのアヤナ リゾート&スパのスパ・オン・ザ・ロック
うつ伏せから始まった場合、全身をもみほぐした後に仰向けの姿勢へ態勢を変えます。この時、セラピストは両手でバスタオルやシーツなどをカーテンのように広げ、ゲストの身体が見えないよう気遣ってくれます。仰向けになった後は、胸の部分をタオルなどで隠してくれます。

後半になると、あまりの気持ちよさに気づくと寝ていた……という人、多いのではないでしょうか。私も「ぜったい眠らない! 施術を味わい尽くす!」と意気込んでいても、最後まで起きていられたことは、数えるくらいしかありません……。
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