赤ちゃんの行事・お祝い/お宮参り

氏神さまと初対面!お宮参り マナーQ&A(2ページ目)

赤ちゃんが生まれて初めて神社にお参りする行事「お宮参り」。新米パパやママのちょっとした疑問にお答えできるようにQ&A形式でまとめてみました。

中山 みゆき

執筆者:中山 みゆき

冠婚葬祭ガイド


宮参り
核家族の現代では、両親と赤ちゃんだけの3人でのお参りも多いようです。

赤ちゃんが初めて氏神さまとご体面!


Q:
お参りする時期って決まっているの?
A:
一般的には、男の子では生後31、32日目、女の子では32、33日目。

また50日目や100日目にお参りするところもあり、地方によりさまざまです。だいたい生後30日前後で穏かな天気の日を選べば問題ないですが、一番大事な事は、赤ちゃんとママの体調がよい日を選ぶこと。

夏の暑い時期や冬の寒い時期に無理にする必要もなく、よい季節になってからでもかまいません。実際、関東地方では生後30日から100日前後までと様々です。北海道や東北地方も寒い時期をはずし、暖かくなってから行なう事が多いようです。


Q:
仏滅のお参りはNG?
A:
お宮参りに仏滅は関係ありません!

気にしないで、赤ちゃんやママの健康の方を気にかけて下さい。


Q:
出生地や住んでいる地域の氏神さまが奉ってある神社でお参りする?
A:
どこの神社でもOKです。

有名神社でされる方もいますが、できれば住む地域の氏神さまの神社でのお参りをオススメします。新しく誕生した家族の一員を我が家の氏神さまにあいさつして紹介するのがお宮参り。

お宮参りだけでなく、これから子どもの節目節目の行事が続くと考えると、できれば同じ神社を利用したいもの。近い方が何かと便利かもしれません。


Q:
お宮参りの際、ママは神社の鳥居をくぐったらNG?
A:
気にしなくてOK。

昔からの言い伝えではあるけれど、産後1ヶ月間は女性の身体は汚れていて、神社など神聖な場所には入ってはいけないなんてナンセンス!別に気にしなくてもいいのではないでしょうか。

ちなみに「産の忌み」と言って出産は「死」と「血」と関係が深くけがれたものとされていました。そこで、産婦やお産に立ち会った人は、一定期間小屋などに篭り、神の祀(まつ)りや他人から遠ざからなければなりませんでした。[参考文献 webサイト日本文化いろは事典より]

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