来年は使った後すぐのサッとひと拭きを習慣に。画像はガイドおすすめsndekのお掃除シート(STYLE STORE) |
電子レンジの大そうじ
それでは電子レンジの大そうじをはじめましょう。今回はラップを使ってこびりつき汚れを落としたいと思います。準備するもの
- タオルなど拭きそうじ用の布
- 古歯ブラシ
- うすめた台所用中性洗剤
- ラップ
- そうじ用ゴム手袋
- 乾いたタオル
大そうじの前に注意2つ
大そうじの前に2点ほど注意。
一つは心得で、こびりついたガンコな汚れをムリに取ろうとしないこと。汚れも大敵ですが、キズつけるのはもっと大敵。大まかに汚れを落としたら、後は日ごろのお手入れをしながら少しずつ落とします。
それから、必ず大そうじ前に電子レンジの取り扱い説明書を見てお手入れ方法を確認してください。機種により以下の手段を使えないことがあります。
大そうじスタート
<いよいよ大そうじスタート。以下の手順ですすめます。
(1) コンセントを抜く家電のお手入れの基本ですが、安全のためお手入れ前にはコンセントを抜きます。
(2) 汚れをふやかす
タオルをビチョビチョに塗らしてターンテーブルに置き、レンジ強で2~3分加熱(500Wで3分くらい)して、ゴム手袋をして濡れタオルをとりだします。タオルはすごく熱くなっていますので、やけどしないよう、よーく注意してくださいね。
(3) はずせるパーツははずして
ターンテーブル(回転皿)や回転網などがある場合は、取り外して後で別に洗う。
(4) 固く絞ったアツアツタオルで庫内の拭きあげ
(2)で取り出したアツアツのタオルをやけどに気をつけながら少し絞り、レンジの庫内を拭きます。
★四隅やデコボコ部分の溝、扉の内側もカスや飛び散りをしっかりチェックして拭きます。
こびりつき汚れには、以下の2つの方法を試してみます。
- 薄めた洗剤やタオルで巻いた歯ブラシを使ってこする。
薄めた洗剤をスポンジであわ立てて汚れ面に塗り、その上からラップで覆って湿布をし(10分以上)、汚れをふやかしてからそのラップをスポンジ代わりに使って拭く。
それでダメなら、今回は諦めて今後お手入れのときに少しずつ落としていきましょう。ムリしてキズをつけたら故障の元!
(5) 濡れタオルで洗剤をふき取る
洗剤を使った後は、濡れタオルでしっかり拭きとります。洗剤が残っていると、調理のときにパワーダウンしたり気持ち悪かったりするので。
レンジ本体の外側も拭いてあげます。固めに絞った濡れタオルで、上や前面、側面はもちろん、後ろ等にある通風口も。後ろや裏側は結構な量のホコリがついていて、これまた性能ダウンのもと。
また、レンジを持ち上げてその下も拭いて。ホコリやゴミなど、見たくない状態になっていたりします(ちょっとショック…)。
(7) 乾いたタオルで拭きあげ
できれば最後に乾いたタオルで拭きあげます。仕上がりがちがいます。
(8) ターンテーブル等を洗ってもどして、終了。
ターンテーブル(回転皿)や回転網がある場合は、つけ置き洗いなどできれいにして、元にもどします。
来年ラク!のツボ
一度お手入れしているので、来年するのはこれをキープすること。使ったとき、庫内が温まって湿気があるうちにサッと拭いておくのが、年末の大そうじで苦労すなくてすむ一番ラクな道です。さて今度は、ガスコンロの大そうじです。