それと、魚や水草は水中のミネラル(微量元素)を吸収しています。N(窒素)、P(リン)といったものは、水槽内ではかえって害になるほど、余分に存在するのですが、一部の微量元素(Fe、k…)は、欠乏気味です。それらの補給と言う意味も若干あります。
結果として、窒素化合物(NO2、NO3)の排出、pHの回復、(ミネラルの補給)を目的に水換えは行います。それらの目安を知るためには、水質の測定(pH、NO2、NO3)が必要になってきます。慣れてしまえば測定試薬などに頼らなくても毎日の観察や直感で換える事も可能ですが、まずは水質を目安に行うのが妥当でしょう。
あと、換水時の注意点として。
一度に大量に換えない(多くても水量の1/2程度)。余り、底にたまった汚れを舞散らさない。濾材を、水道水で洗わない。などが、あります。是非、それらを理解した上で水替えを行なって頂ければ、ワンランク上の水槽管理が行なえることは請け合いです。