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ある兄弟子猫の成長アルバムVol.2 子猫が生まれて2週目まで~

我が家で生まれたある兄弟ネコのアルバムを通して、子猫がどんな成長をしていくかお楽しみください♪

岩田 麻美子

執筆者:岩田 麻美子

ネコガイド

ある兄弟子猫の成長アルバム-生後2日~2週目

生後2日目の子猫たち

長男:レッドタビー&ホワイト
130g

次男:クリームタビー
138g

長女:ブルートービィ&ホワイト
138g


三男:ブルータビー
112g


次女:ブルータビー
152g

三女:ブルートービィ&ホワイト
108g

生まれて2-3日は生理的体重減少があってもおかしくないので、体重が減らなければOK、と考えられます。
しかし、今回の兄弟は、順調に体重が増えています。
お母さんのオッパイが充分足りているようです。

子猫によってかなり差がありますが、一日5g~20g体重が増えます。
毎日子猫の体重をチェックして、増えが悪い子がいたら哺乳を試してみても良いでしょう。
出産後3-5日程度は免疫効果抜群の初乳がでます。この初乳は、なんとしても子猫に飲ませておきたいです。

たまに、出産のショックや、そのネコ自身の性質で子猫の面倒を見たがらない母ネコもいます。とにかく、最初はオッパイに吸い付かせること。出ないと思われるオッパイも、吸われると必ず出るようになります。(我が家では…出にくいおっぱいの場合、私が代わりに吸ってオッパイの道をつくることもあります…)

妊娠中は普通の食餌内容でかまいませんが、出産後授乳が始まるとお母さんネコにはいつも以上の高カロリー、高栄養の食餌が必要となります。妊娠中は成描用のフードですが、出産後はキツン(子猫)用フードに切り替えます。

暑い時期に生まれた場合は、直接産箱に風が当たらないように注意してエアコンの除湿などで室温(27-28度程度)を管理してください。子猫の体温が高いため、暑い室内では母ネコが子猫を抱くのを嫌がります。

もし寒い時期に生まれたのであれば、今度は暖房が必要です。部屋全体を暖めなくても、産箱の下半分だけにペット用のホットカーペットを敷くとか、産箱の周りにカイロや湯たんぽを置いてあげても良いでしょう。

産箱の中はできるだけ薄暗くしてあげてください。お母さんネコには、静かな落ち着ける環境が必要です。子猫を見に行ったり、触るのもお母さんネコを刺激しないように短時間にしましょう。

お産が済んだ後のお母さんネコは、丸24時間産箱から出てこないこともあります。
でも、お産で非常に体力を消耗していますし、喉が渇いているはず。食べるかどうかはそのネコ次第ですが、いつでも食べられるように食餌と水を産箱の近くに用意してあげてください。

子猫のお仕事は、ひたすら飲んで~~~寝るだけ…

お母さんネコは、子猫に飲ませて、全員のお尻を舐めてオシッコとウンチを処理します。(エライ!

喉をゴロゴロ全開に鳴らして、お母さんネコは子猫を愛おしげに眺めます。
「どう?私の子猫たち」と、まるで自慢しているようです♪

生後1週目~2週間目

普通子猫の目は生後5-10日頃から開き始めます。

今回の兄弟は生後6日目から開き始めました。
目の色はベビーブルーと呼ばれる何とも不思議なカラー。
まだ、膜が掛かったような状態で、ほとんど見えていません。

生後2週目に入ると、前脚がかなりしっかりしてきて身体を起こすことができます。
後ろ脚は、まだ力を入れるとブルブル震えてしまいます。
短毛種の子猫の方が、長毛種より早く脚がしっかりするので、生後2週目には歩き始めるでしょう。

目が開いても、まだ光には弱いので、生後3週目くらいまでは明るい光を当てない方が無難です。(特に撮影時のストロボは御法度!)

生後1週間目 生後2週間目
長男:246g 長男:328g
次男:234g 次男:340g
長女:250g 長女:340g
三男:196g 三男:270g
次女:238g 次女:334g
三女:220g 三女:312g

次回はこの子猫たちの生後4週目までのアルバムです。お楽しみに!
子猫の誕生まではこちら!
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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※ペットは、種類や体格(体重、サイズ、成長)などにより個体差があります。記事内容は全ての個体へ一様に当てはまるわけではありません。

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