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晩年を迎えた猫との過ごし方 老猫のケア

人間が歳をとる様に猫も歳をとります。老猫に少しでも長く生きてもらえる為に何を気を付けたらいいのか、その食餌・室内環境・病気について

岩田 麻美子

執筆者:岩田 麻美子

ネコガイド

記事:前ガイド戸松 佐恵美


周知の事ですが、猫は人間より早く歳を取ります。
ペットショップなどで売られているフードを見ると「シニア用」と書かれているものの大半が「7歳以上の猫」が対象となっています。
猫の7歳は人間で言うと50歳前後、人間でもそろそろ健康に気を付けた方がいいとされる年齢です。
一般的に、そこそこ長命な猫生を送って旅立って行く猫は、12歳から16歳程度だと思いますが、これは人間だと73歳~93歳くらいに当たります。
では、老猫と言うのは何歳くらいを指すのかと言うと、これにはもちろん個体差はあるものの、だいたい10歳(人間で言うと60歳前後)を目安に、ケアを考えてあげるとよいのではないでしょうか。

猫は肉食動物で、人間より筋力に優れておりますが、老齢化してくればその筋力も衰え運動能力も低下します。また新陳代謝も低下します。
老猫へのケア、と言うと何か特別な事の様に思われがちですが、これらに付随して起きてくる様々な事に目を配ってやるという意味では人間でも猫でも基本は同じです。
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