今の時代を生きる犬達の姿を作りたい

大ヒットシリーズ“ウ●チング・ドッグ”
犬と一緒に暮らしているからこその愛情と観察眼、そして伝さんならではのエッセンスから生まれる作品の数々はとってもキュート!


犬のフィギュア作家 伝陽一郎さん
「一人のドッグオーナーとしての視点で、同じ空気を吸い、今の時代を生きている犬達を作りたい」、と伝さん。
【犬に関わるお仕事拝見シリーズ】の第一回目は、犬のフィギュア作家&3Dイラストレーターとして知られる伝陽一郎さんです。上の写真をご覧頂ければおわかりのとおり、その作品はどれも犬達のごく自然な日常の姿を描いたものばかり。そこに愛情と観察眼、そして伝さんならではのエッセンスが加えられると、誰しも思わず顔がほころんでしまいそうな素敵でキュートな作品に変身。

「そうそう、うちの子もこんな感じ!」「わかる、わかる、犬ってこうだよねぇ」と言いたくなるほどに、飼い主の心をくすぐってくれます。それを伝さんは、“共有感覚”とおっしゃいますが、そうした味を出せるのも、やはり伝さんご自身が愛犬家でいらっしゃるからこそでしょう。

平面イラストレーターから立体イラストレーターへ

“ウ●チング・ドッグ”
ツレションならぬ、ツレウンチ?(笑) 犬好きにはたまらないこのシチュエーション!
幼少の頃より犬や猫が身近な存在であったという伝さん。大学卒業後、更にデザイン学校に進学。かねてよりストーリー性の強い漫画が好きだったということもあり、イラストレーターとしての道を歩み始めることとなりました。折しもイラストレーションが隆盛、イラストレーターという職業が花形でありし頃。出版社でのカット描きや漫画家さんのアシスタントなどを経て、お友達らとデザイン会社を設立したそうです。

こうして当初は平面のイラストレーターとして活躍していた伝さんですが、やがて立体イラストレーターとしての時代が訪れることになります。きっかけは漫画家さんでいらっしゃる奥様さべあのまさんが、自分で遊ぶために買ってきたという粘土でした。それを使ってお友達らの姿を作ったところ、大変好評だったとか。以後、伝さんは人物をモチーフとした立体作品を作る日が続きます。

次ページでは、愛犬との出会いのお話を。