きっかけは~、愛犬きなこ!
雰囲気の「愛犬厨房」
食材にもメニューづくりにも、特別なこだわりを持って取り組んだという代表の荒木さんをお店に訪ねました。お店を始めたきっかけは?との問いに、
「私は広告代理店にいたんですけど、はじめて飼ったウエルシュコーギーの“きなこ”の体調がずうっとすぐれなかったことがこれを始めるきっかけになりました」(荒木さん)
きなこちゃんは、ずっとペットフードを食べていたのですが、とにかくおなかが弱くまともなウンチをしたことがない。おまけに朝は目やにがひどくて、目やにを取ることが起きて最初にする荒木さんの「仕事」になっていました。
元気ハツラツ!
おなかがしっかりしてきたし、目やにもない。ぱさぱさだった毛質もつやつやになったとか。免疫力が体質的に低下気味な子にとってはとくに「食べ物」との因果関係は深いようですね。
まるでレストランの厨房に来た気分
そのコンセプトは、まさに「愛犬のために、安全な素材を適切な調理法で調理し、栄養バランスの取れた手作りごはんを全国の飼い主さんたちに提供する」ということ。「新しくて、おもしろい、そして人の役に立つという3拍子そろった仕事をやりたかったんです」(荒木さん)。
お店は小さくてこじんまりとしていますが、驚くのは厨房の広さ! ちょっとしたレストランのそれに引けを取りません。そのままお料理教室も十分開けるぐらいのスペースがありますし、またそこにある設備がすごい! 「これは-60℃まで冷凍できる冷凍庫、こちらは野菜の皮を一気に剥くことができる機械、そっちは急速冷凍できる装置です」と案内してくれる荒木さんのこだわりぶりには開いた口がふさがりません。これが犬のごはんの厨房?と思わずのけぞってしまいました。