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手作りごはんの専門店『愛犬厨房』

愛犬厨房は2004年8月、町田にオープンした犬のための手作りごはんとおやつの専門店。食材にもメニューづくりにも、特別なこだわりを持って取り組んだという代表の荒木さんにお話をうかがいました。

執筆者:坂本 光里

きっかけは~、愛犬きなこ!

赤と白のショップカラーが親しみやすい
雰囲気の「愛犬厨房」
愛犬厨房は2004年8月、町田にオープンした犬のための手作りごはんとおやつの専門店。
食材にもメニューづくりにも、特別なこだわりを持って取り組んだという代表の荒木さんをお店に訪ねました。お店を始めたきっかけは?との問いに、
「私は広告代理店にいたんですけど、はじめて飼ったウエルシュコーギーの“きなこ”の体調がずうっとすぐれなかったことがこれを始めるきっかけになりました」(荒木さん)
きなこちゃんは、ずっとペットフードを食べていたのですが、とにかくおなかが弱くまともなウンチをしたことがない。おまけに朝は目やにがひどくて、目やにを取ることが起きて最初にする荒木さんの「仕事」になっていました。

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看板犬のきなこちゃんは
元気ハツラツ!
これはやっぱり食べるものに原因があるのではと思った荒木さんは、一度自分で手作り食に挑戦してみることにし、書籍やネットなどの情報をもとにオリジナルフードをつくり食べさせてみたところ、きなこちゃんの症状はみるみる間に改善されてしまったそうです。
おなかがしっかりしてきたし、目やにもない。ぱさぱさだった毛質もつやつやになったとか。免疫力が体質的に低下気味な子にとってはとくに「食べ物」との因果関係は深いようですね。

まるでレストランの厨房に来た気分

親しい友達のキッチンに遊びにきているみたい
独立起業したいとかねてより思っていた荒木さんにとっては、これだけで十分な動機になったようです。もともと料理が趣味だった荒木さん夫婦は、さっそく準備に取りかかり町田市の街道沿いのマンションの1階に「愛犬厨房」の店舗を構え、オンラインショップも同時にオープンしました。
そのコンセプトは、まさに「愛犬のために、安全な素材を適切な調理法で調理し、栄養バランスの取れた手作りごはんを全国の飼い主さんたちに提供する」ということ。「新しくて、おもしろい、そして人の役に立つという3拍子そろった仕事をやりたかったんです」(荒木さん)。

お店は小さくてこじんまりとしていますが、驚くのは厨房の広さ! ちょっとしたレストランのそれに引けを取りません。そのままお料理教室も十分開けるぐらいのスペースがありますし、またそこにある設備がすごい! 「これは-60℃まで冷凍できる冷凍庫、こちらは野菜の皮を一気に剥くことができる機械、そっちは急速冷凍できる装置です」と案内してくれる荒木さんのこだわりぶりには開いた口がふさがりません。これが犬のごはんの厨房?と思わずのけぞってしまいました。

厨房にはクッキーの焼き上がる香ばしい香りが漂ってました。2台の大型オーブンがフル回転!
では次にメニューをご紹介しますね!
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