山小屋風のかわいいカフェ
形としては、手前に3台分のカースペース、奥の長方形の敷地に壁をグリーンに塗った木のお店という造り。とっても親しみやすく、どこか安心してくつろげそうです。
枕木をアプローチに使ったエントランスを通って中に入ると、右手奥にテーブルが1つ、正面がカウンター席で、左手にはテーブル席が3つ並んでいます。そしてその向こうは屋根付きのデッキテラス、庭に張り出した造りなので風通しも抜群ですね。そうそう、カウンター側の左奥には、ちょっとしたドッグアートとグッズコーナーもありました。
そしてこのコーナーとテラスの間に陣取っているのが看板犬のインディくん。
全身ムクムクのビアデットコリーの男の子です。どんな犬にもフレンドリーというインディくんは、看板犬にぴったり、もちろん大の人間好きでもありました。
そしてそして、グッズコーナーや店内の壁に所狭しと飾ってあるのは、このインディくんをはじめとするいろいろな犬種の毛でつくったオブジェ。
これはドッグフェルト・アートというそうです。世界に1頭しかいないその子の毛でつくるわけですから、ほんとに貴重な一品ですよね。
「オーダーに応じて、うしろ姿と横向き、元気に走っている飛び姿の3タイプがつくれます。ブラッシングして抜けた毛約20グラムと、その子の写真を2~3枚貸していただければ、わたし自身がおつくりしてます」とオーナーの奥さんであるひぐちかずこさん。
自分でつくりたいという人には、作り方を教えてもくれるそうです。お値段はうしろ姿が30×25センチで8000円、同じく38×29センチのものは1万円。横向き姿と飛び姿は30×25センチが1万円、38×29センチが1万2000円。もちろんガラスの額を付けての価格だそうです。
この日は、ご主人の手製の骨付きチキンのトマトカレーとアイスティーをいただきましたが、スパイシーなルゥと胚芽米の相性が抜群でとてもおいしかったです。まさにこだわりの一品という感じ。けっこう料理を研究されてからここを開かれたんだろうな~というのが伝わってきます。お店はテラスだけでなく、店内もすべて犬連れOK。あちこちにリードフックが付けてあるのもうれしい配慮でした。
■Dog Arts&Cafe INDY HOUSE
東京都府中市幸町1-19-1
TEL&FAX 042-336-5028