11とおりの違った犬の描き方が楽しめる
11人の作家たちによる犬展が、東京は銀座の「ギャラリーミハラヤ」で開かれました。参加メンバーは、売り出し中からベテランまで、洋画家、版画家、イラストレーター、造形作家とじつに多彩。
表現方法も、パステルからペン画、版画、水彩、油絵、レリーフ、立体までとさまざまです。ですが、そこに共通するのは犬に対する深い思い。見ているだけで、心のどこかに明かりがともったような感じになってきます。
作品はおよそ100点もあってとても全部は紹介しきれませんが、その一部をご覧いただきましょう。
アノラ・スペンス |
アノラ・スペンスさんというイギリス人の方の「二匹の犬」という作品はシルクスクリーン。シンプルな色使いがとっても美しい作品です。タッチもやはりどこか日本人のそれとは違う、オリジナリティに富んだものがありますよね。
石川 茂 |
石川茂さんは佐野日大付属中・高校の美術の先生です。石川さんの作品はポストカードサイズで統一した水彩画。鮮やかな色の組み合わせがとってもキレイ。フォトスタンドのデザインととてもマッチしていて、思わず机の上に飾っておきたくなるような一品でした。犬のポーズもけっこういいですよね。
海宝 洋子 |
海宝洋子さんの作品はアクリル絵の具や和紙や洋紙をつかったちぎり絵。海宝さんはパステルや色鉛筆などいろいろな画材を使って、次々に違うタッチの作品を描かれるアーティストですが、今回の作品はおっとりとした雰囲気のあるアクリル画とちぎり絵。モダンな家に合いそうです。
海宝洋子:http://www.gallerys.jp/h-kaiho/