唯一の味方だった夫までもが冷たくなり―
どちらかが失恋するとケーキを食べた |
「子どもは後からでも連れだせるだろう。今は1秒たりともこの家にいるのは耐えられない」K子さんは終電まで1時間ほどという深夜、とにかく駅に行こうと泣きながら走ったそうです。駅に着いて切符売り場でK子さんは呆然としてしまいました。お財布の現金は1万3千円。これじゃホテルにも泊まれない。それに―
「どこに行けばいいのだろう―」
学生時代からの1番の親友の彼女
K子さんの実家は飛行機で帰省するような遠方です。ダンナさまも子どももいるママ友宅には、こんな深夜突然電話して「泊めて」とは言えない。やっぱり学生時代からの1番の親友で数年前に離婚して1人暮らしをしている友人を頼るしかない―。彼女に電話をすると「どうせ寝に帰るだけの部屋だし、私はカレシのうちに泊まることもあるから、しばらくいてもいいよ」との返事。K子さんは離婚経験のある彼女に離婚についていろいろ話を聞きました。K子さんは「離婚するしか道はないけど、親権だけは絶対とりたい」と。すると彼女は「親権とるなら子どもと離れないほうがいい―しばらくいていいよ、って言ったけど撤回。明日必ず家に戻りなね」と。
→彼女の的確なアドバイス、弁護士紹介、居候生活