同棲生活からの「できたら結婚」口約束は—

婚姻
お腹が大きくなるのに未入籍は不安—
離婚カウンセラーの岡野あつこです! 今や、第1子出生のでき婚による割合は全体の約1/4。でき婚とはいえ、うっかりできちゃったケースもあれば、できたら結婚しようと約束していたケースも。相談者のA美さんは後者のケースだったはずでしたが—。これまで長年離婚カウンセリングを行ってきた私でも初めて遭遇したといってもいいくらい珍しいトラブルでした。

彼とA美さんは結婚を前提として付き合い、親の承諾も得て一緒に暮らしてきました。A美さんとしては、なるべくなら結婚しても、仕事を続けたいと思っていました。しかし、結婚となれば姓が変わったりいろいろ煩雑な手続きをしなければならない。そんなこともあり、彼と話し合った結果、このまま同棲の状態を続けて、子どもができたら入籍・結婚をしようということにしました。

『できたら婚』の約束から逃げる彼!?

そんな話をして数ヵ月後、A美さんは妊娠が判明しました。彼にそのことを告げるととても喜んだものの、「入籍は少し待って」と言われました。結婚式の会場はどこがいいか?などの話もしていたのですが、いざ見学に行くとなると彼は急に都合が悪くなったと言い、ひとりでどこかへ出かけてしまいます。A美さんはつわりがひどくなり休職していましたが、どちらにしても出産・育児が控えているのでそのまま退職しました。

「いつになったら入籍できるの?」A美さんが彼に訊くと「心配するな。俺を信じろ。もう少しで入籍するから、ちょっと待ってくれ」この返事の繰り返しでした。そうこうしているうちに、妊娠5か月。心配したA美さんの両親が彼に「一体どういうつもりなのか?話がしたい」と言ってやってきたのですが、彼はそれを知るやいなや逃げるように出かけてしまいました。