離婚/離婚を決意する前に

離婚しても生きていける人の条件とは?(2ページ目)

離婚しても生きていける人ってどんな人?離婚に悩んだら、自分の経済的条件を再認識しさらにメンタル面を確認し、離婚しても生きていけそうか、思い留まるべきか、判断の材料にしてみるのもよいかと思います。

岡野 あつこ

執筆者:岡野 あつこ

離婚ガイド


幸せをあきらめず夢や目標を持てますか?

家庭
自由と孤独は背中合わせだけど―
相談者のY美さんは、離婚時専業主婦だったため経済力のある夫に親権を渡すことになってしまいました。離婚と同時に突然ひとりぼっちになってしまったY美さんは、子どもたちに会いたくて泣き暮らしました。

でも、いつまでも泣いてはいられないと、就職し子どもと暮らすためのマンションを購入するという目標を立てました。ある程度の貯金もでき、就職した会社にも定年までいられそうな目途も立ったので、念願のマンションを購入。

ちょうどそのとき進路を決める時期だった長女が、「ママのマンションから通える短大を受験したい。合格したらママと暮らしてもいい?」と。長女は合格し今ではY美さんと幸せに暮らしています。Y美さんは一時は絶望し悲しみに暮れていましたが、目標を立ててがんばったからこそ、長女と再び暮らす幸せを手に入れることができたのです。

■離婚しても生きていける人の条件とは?―メンタル面
  • 孤独に耐えられる人
  • 世間の中傷にメゲない人
  • 味方になり支えてくれる家族・仲間がいる人
  • (子どものいる人は)子どもを1番大切にして守れる人
  • 人生を悲観することなく前向きになれる人
  • 夢や目標を持ってそこに向けてがんばれる人
  • 逆境をチャンスだと考えられる人
  • 心を病んだとしても治そうと思える人
離婚のトラウマをいつまでも引きずり続けてしまい、悲観的になって心を閉ざしてしまうことがないように、ひとりで抱え込まず胸の内を語り合える仲間がいると心強いでしょう。しかし、離婚を考え直す余地のある人は、とどまるも勇気。そして離婚をする以外ないような状況を抱えてしまった人なら、進むも勇気。

人生には、勇気ある決断が必要な時が何度か訪れます。人生を幸せだと感じるには、どちらを選べばよいのか? 自分は離婚しても生きていけるのか? 今の結婚生活を続けたほうがよいのか? じっくり考えて後悔のない道へと進んでいただきたいと思います!

【関連リンク】
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