単身赴任の不安~夫婦の絆を結ぶか?亀裂を生むか?~

単身赴任中の不安

単身赴任中の不安


離婚カウンセラーの岡野あつこです!夫の転勤が決まると、子どもが小学生までは家族で転居をしていたのが、中学生以上になると夫が単身赴任をするケースが多くなります。

単身赴任をきっかけとして、家族・夫婦の気持ちが結束し絆が深くなったというケースもあれば、物理的距離に伴い心の距離まで生み出して夫婦関係に亀裂が入ってしまうこともあるのです。
     

夫のいない生活は気楽な反面たまらなく寂しい

単身赴任したばかりは家族のことが心配でたまらなかったのが、三ヶ月くらいが過ぎると、新しい土地での生活にも慣れ、ほっとひと息つける頃です。しかし、ひとりの気楽さもある反面、仕事が終わりひとりの部屋に戻るのがたまらなく寂しくて、つい赴任先で知り合った女性と付き合うようになってしまった、というケースがあります。

実は夫が単身赴任中に愛人を作ってしまったという相談は、多いのです。修復できず離婚に至るケースもあります。なぜこうなってしまったのか? 一番の原因は、単身赴任中のコミュニケーション不足が挙げられます。

インターネットやケータイ全盛、テレビ電話まであるこの時代、コミュニケーションツールはさまざま選ぶことが出来ますし非常に手軽です。愛する家族が離れ離れのこの時こそ、これを使わない手はないのですが……。
 

便りがないのが元気な証拠、と思っていると……

単身赴任中におきた悲劇

単身赴任中におきた悲劇


相談者Y子さんは、フルタイムで働きながら、高1長女・中2次女・小4長男の3人の子どもたちの世話をしていたため、毎日目まぐるしい忙しさで単身赴任中の夫のことをいつも思ってはいたものの、まったく連絡をとっていませんでした。

たまにケータイメールで子どもたちの様子を簡単に伝える程度。夫からの返信もきわめて素っ気ないので、「夫も忙しいのだわ。何でもかんでも相談して心配かけるより、なるべくこちらで対処しなきゃ」そう思ってあまり連絡をとっていなかったのです。

ただ小4の長男だけは、一ヶ月に一遍くらい「パパに会いたい、話したい」と恋しがるので、21~22時くらいの時間にパパに電話をかけるのですが、いつも留守電。そんなときくらい、仕事の合間に長男に電話をよこしてくれてもよさそうなものです。

それでも、簡単なメールをくれるだけで済まされてしまうので、Y子さんは土日を使っておねえちゃんたちには留守番をしてもらい長男を連れて夫の単身赴任先へと飛んだのです。
 

赴任先の夫の部屋での衝撃!そこで見たものは?

夫から預かっていた合鍵で夫の赴任先のマンションの部屋に入りましたが、最初部屋を間違えたかと思ったそうです。なぜなら、そこには女性の服がハンガーにかけられ、化粧品などの女性用小物類があったからです。

でも、確かにそのすぐ横には、以前自分がプレゼントした夫のネクタイやスーツがかかっています。夫と連絡がなかなか取れないのは、こんな理由があったのだとY子さんはその時はっきりと理解しました。

Y子さんはここで夫の帰りを待たず、「パパは出張中だったわ」と長男をなだめて、自宅へととんぼ帰りをして相談に来られたというわけです。

私はY子さんに、「単身赴任中の夫の浮気は、コミュニケーション不足だけが原因ではないかも知れない。でも、夫に浮気を止めさせたいなら、毎日電話で話す、あたたかいメールのやりとりをするなどして、とにかく連絡を密にとり、あなたをいつも心配し感謝し、そして待っている、という家族の存在感をアピールし続けていかなければいけない」と話しました。

 

家族の様子を伝えるブログで夫とコミュニケーション

単身赴任中の不安を解消するためにも夫に家族の様子を伝える

単身赴任中の不安を解消するためにも夫に家族の様子を伝える


そこでY子さんは早速家族のブログを作り、画像やその日の出来事をアップし、夫にみてもらうように電話とメールを送りました。すると夫は、最初は二、三日に一遍ずつまとめて見るというペースだったのが、ある日を境に毎日必ずブログをみてコメントを入れてくれるようになりました。

ブログのアップが遅くなると、夫から電話が入り「どうした? 今日はまだなの?待っているんだけど」と催促。

夫の単身赴任は2年で終了。現在は家族と暮らし、何事もなかったかのように暮らしているそうです。Y子さんは、一時期夫を許せず苦しみましたが今は乗り越えることができたといいます。では、Y子さんの事例をもとに、夫が単身赴任中妻はどんなことに気をつけるべきなのか、まとめてみましょう。

■夫が単身赴任中の妻の心がまえ
  • 毎日メール・ブログ・電話等で夫とコミュニケーションをとる
  • 夫に子どもとの生活の様子を伝える
  • 妻の判断で何でも対処せず必ず夫に相談する
  • 夫の生活状況をマメにヒアリングして把握しておく
  • 夫の好物の手作りのお惣菜などを給料日などに定期的に送る
  • いつも身体、健康のことを心配していることを伝える
夫と離れていても、心の距離まで作らないように気をつけ、家族がいつもあたたかく見守っていることを常に夫に発信し続けることが、浮気予防にもなります。そして、離れていることが反対に夫婦の絆を深めることにもなるのです!

【関連記事】



■経験談シェアリングサービス「エクシェア」にあなたの経験談を掲載しませんか?
経験シェアリングサービス「エクシェア」では、「配偶者の不倫を乗り越え、夫婦関係を再構築している」「配偶者とセックスレスだったが、解消した」など、夫婦関係にまつわる悩みを乗り越えた体験談を募集しています。
※応募内容をもとにした独自取材にご協力いただいた方には3300円(税込み)をお支払いいたします

【経験談例】
40代で夫の不倫が発覚するも、夫婦関係の再構築を選択。子供はぶじ志望大学に進学、夫婦仲も円満になった女性の話(50代、女性)
モラハラ・DV夫との生活に耐えかね、予告なしに家出。離婚調停を経て離婚した話(40代、女性)
W不倫&クレジットカードの使い込みが夫にバレて離婚。シングルマザーとなり、事務職とナイトワークの掛け持ちで生計を立てている話(40代、女性)

☆エクシェアの記事を毎月お得に読めるマガジンこちら
「パートナーの不倫・夫婦関係の再構築」に関する体験談を読むならこちら

※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。