旦那・妻と離婚して、出て行ってもらう方法5選
旦那・妻と離婚して出て行ってもらう方法
離婚したいのだけれど、なかなか相手の同意が得られない―。これは何かしらの変化を起こさないから物事が進展しないのです。本気で別れる覚悟をしており、相手に離婚を決意してもらいたいなら、以下のような“事”を起こしましょう。
離婚の説得方法1. 第三者のチカラを借りる
ふたりだけで話し合っても埒が明かないなら、第三者に間に入ってもらうとよいでしょう。しかし、この場合身内や友人などはNGです。どちらかに、あるいは両者に感情移入する可能性のある人間を選んでも、話を複雑にしてしまい解決とは逆の方向に持っていってしまうことにもなりかねないからです。ここは、弁護士や離婚カウンセラーなどの専門家に相談した上で説得してもらうとよいでしょう。例えば、弁護士などが、いきなり離婚の条件の提示を始めると、相手は「とうとうきたか。本気なんだな」と思います。プロに依頼したという事実から「もう修復の可能性はほぼゼロなのだ」いうことがハッキリ伝わるからです。
離婚の説得方法2. 離婚調停を申し立てる
専門家である第三者から説得されても、相手が首を縦に振らなかったら?家庭裁判所に離婚調停を申し立てましょう。申し立てをすると大体一ヶ月後くらいに第一回めの調停があります。もし相手と険悪であったり暴力が振るわれる危険がある状態であっても、調停委員を通しての話し合いとなりますので、予め裁判所にそのことを伝えておけば、それに応じた配慮をしてくれるので安心です。
調停は1~2ヵ月おきのペースですから、離婚したい側にとってはじれったいかも知れませんが、相手に気持ちの整理をしてもらうにはちょうどよいペースともいえます。
離婚の説得方法3. 別居する
別居は、誰の目にも明らかな夫婦関係の破綻を意味します。つまり、離婚への第1歩です。別居が長引けばそのこと自体が離婚事由として認められることもあります。
しかし、そうなる前に離婚を拒んでいる相手も別居当初はあまり感じないかも知れませんが、段々と「こんな状態でずるずるしているよりは、きっぱりと離婚をして新しい人生をやり直したほうがいい」という気持ちになっていくものです。
因みに、夫婦関係が破綻した(別居)後はじまった恋愛は不貞行為には当たりません。だからといって、別居前から関係があったのでは?などと疑われると話がややこしくなるので、離婚成立まではしないに越したことはありません。ただ、「既に新しい人も(別居後に)現れている」ということで、相手はあきらめたというケースはあります。
離婚の説得方法4. 完全に悪者になる
一口に悪者になるといっても、どう悪者になると効果的なのかはその相手によってそれぞれでしょう。しかし、いくら悪者といえども暴力を振るってしまったり浮気をしてしまったら、それによる相応の慰謝料を請求されてしまいます。
ここは法に触れない範囲での悪者加減でいきましょう。例えば、これまで離婚話をしつつも中途半端に優しさを発揮していたのだとすれば? 相手はもしかするとその部分に最後の望みをかけて離婚しないと主張してきたのかも知れないわけです。
そう考えると中途半端な優しさは逆に罪であり、それによってリセットができないため、相手にとっても自分にとっても何らよいことはないわけです。相手にとってデメリットのほうが多い、あるいはデメリットだらけの結婚生活だと認識してもらえれば、気持ちも離れ、離婚を決意させることができるのです。
離婚の説得方法5. 仕切り直して相手から切り出すように仕向ける
相手がなかなか離婚を決意してくれないケースは、自分のどこかに優柔不断な言動や態度がある場合もあります。また相手はプライドが高いタイプなら、大変傷つき腹も立てて意地でも許すものかと頑なになっているかも知れません。それなら、一旦白紙に戻した上で、夫婦関係が破綻した生活をしばらく続けるのです。これ以上この関係を続けても、お互い人生を棒に振るばかりだな的空気を漂わせて生活します。この状態で相手から「離婚」の二文字が出るのを待つのです。
離婚をしたくない相手に、離婚を決意してもらうには、離婚をしたほうが今よりお互いに幸せになれる、ということを納得してもらうこと。感情をぶつけ合うことで別れられるケースもあれば、逆効果になることも。また理性的話し合いによって冷静に別れを決意できることもあれば、冷静であるがためにスパッといかなくなることも。
どんな作戦が奏功するかは、これまで夫婦をやってきて別れを決意するほど相手を知り尽くしたからこそわかるはず。人生の再スタートのために、少しでも早く決着をつけるべく知恵を絞ってみてください!
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