● 離婚準備、それはまずは貯金から
それぞれの準備期間にするべきことは、まず仕事探し。そして仕事と家庭を両立させる生活の知恵を身につけることです。
そして、何とかお金をやりくりし、できれば100万円程度の蓄え(へそくり)をしておいてください。
はっきり言ってかなりの収入がないと、この金額を短期間にためるのは難しいでしょう。
しかし離婚後の生活はある意味で「お金が頼り」というのも事実ですから、いざというときのための蓄えを手に家を出たいものです。
子供を引き取りたいなら、その扶養期間が長ければ長いほど、準備には慎重にならざるを得ません。間違っても慰謝料や財産分与、養育費をあてにした生活設計をしないでください。
皆さんもご存知のようにバブル崩壊、傷みを伴う構造改革などでまだまだ不景気は続きそうです。少なくとも、子持ちの主婦がすんなりと希望の就職ができる状況にはほど遠いのが現実です。しかし、離婚を決意したからにはそんなことは言っていられないはず。
希望の就職が難しかったら、とにかく仕事のリズムを体に入れるため、パートやアルバイトの仕事から始めることをお勧めします。
すでにこうした仕事をしている人はキャリアアップのための資格取得などを目指してはいかがでしょうか?
離婚を考えて実行しようとするならば衝動的、発作的にならず、入念な計画が必要だということです。でも決して計画通りに進むことはむずかしいでしょう。しかし、予定外のことが起こったときにも、その都度自分に何ができるのかを精一杯考え、計画を修正し、新たな見通しを立てていく事が必要です。
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