2008年に入り、いよいよ本格的な受験シーズンがやってきた。初めて受験を体験する高校生は不安と焦りでいっぱいだろう。残りの約1ヵ月をどう過ごすべきかアドバイスしよう。
まだまだこれから!入試1ヵ月前の勉強方法
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いまさら過去を後悔しても仕方がない。できることが何かを考えてしっかりこなしていこうこの時期はまだまだできることが多いのであきらめないでやろう。ただし新しい参考書や問題集は必要ない。これは勉強の一つの鉄則であるが、センター試験のような科目数が多い試験の場合は、特に弱点を補強すると効果的。かなりできている科目はウォーミングアップ程度にすませ、弱点科目を強化して総合点数をあげていこう。できる科目も放置すると実力が落ちるので注意。
■具体的な勉強方法
英語では単語・熟語の復習は毎日やろう。文法の以前間違ったものだけ復習すること。全体をやる時間はない。
数学では、教科書レベルの基本問題をすべて見直す。すでにやっている問題集があればそれを復習する。例えば、数研の白チャートレベルから、青チャートぐらいまで押さえられるといいだろう。計算力が問われるので、かなりの練習が必要だろう。各予備校が出しているセンター用の予想問題集を使おう。
国語はセンターの過去問や各大学の赤本を中心に演習し、センター試験の場合は予想問題集を更に使う。2冊できれば最高だが、1冊でもよい。時間内にできようにひたすら演習すること。古文の単語、常識集や国語の漢字なども復習する。
他の理科社会の教科も記憶事項の確認をする。
■赤本のやりかた
時間配分をする。センター試験の場合も各問題の時間を決めてやっていこう。特に配点の高いものは多くの時間をかけたい。例えばセンター試験の英語の第6問は20分など。やる順番も考慮してみよう。最初からする必要はない。
時間を意識して解答する。これは時間内にやれということではなく、意識して解答する練習をするということ。つまり自分にプレッシャーをかけること。別に時間がオーバーしてもかまわない。
英語の場合、辞書を使わないか限定的に使用する。語彙力が追いついていない人は、辞書なしでやるとできないことが多いので、そのあたりは自分の語彙力と相談して、限定的に使用してほしい。たとえば、選択肢の問題のみ使用するなど。
>>受験1週間前の勉強は?本番ギリギリ最後までできることは?>>