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国公立大学医学部に合格するための3か条(2ページ目)

最難関の国公立大学医学部を目指すなら、その時点で一番辛い道を選んだことになる。自分の歩くルートを合格に向けてどのように方向付ければいいのだろうか。今回は3つにまとめてご紹介します。

吉田 敦彦

執筆者:吉田 敦彦

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3、計画はマイペースで

これは受験全般にいえることであるが、細かく決めすぎる生徒ほどうまくいかない場合が多い。夏休みにもいろいろ手を出しすぎて失敗し、落胆することの繰り返しになってしまう。「何が得意で何が苦手か」をきちんと把握し、全体の進む方向性だけをしっかり決めて取り組めば、効率的に勉強することは不可能でないはずだ。

また、予備校や塾にすべてを頼りすぎるのもよくない。できる生徒には主体性があるはず。予備校や塾は弱点補強の点でうまく活用してほしい。飽くまでもマイペースが基本。

■英語
単語熟語などは休み時間や通学電車の中など、合間の時間にこまめに分けて行おう。読解は赤本中心でよい

■数学
医師薬専門の予備校・塾がよく行っているように、典型的問題をたとえば200題ほど繰り返し行い、解答パターンを覚えこもう。「大学への数学」が最適

■国語・古文・漢文
現代国語は問題を行う程度で、古文・漢文を中心に演習しよう

■理科系科目
大学によって生物・化学・物理3教科必須のところもあるが、まず自分が興味の持てる教科を選んで暗記事項を効果的にこなそう。数学と同様、問題集で解答パターンを体に覚えこませることも必要。

■社会系科目
社会系科目は予備校の授業が極めて効果的に生きる。教師の強調するポイントを中心にして復習中心で行えば、勉強のリズムはつかめるだろう。範囲が多いので自分で行わない方がよい。


医師は職業として社会から広く認知され、高く評価されている。しかし、その道は傍で見ているほど楽ではない。他の職業と比べても現在はそれほどお金になるとも言えない。それでも、医学の道を志すことに人生をかけるということは意義がある。医者だけが直接人体に手をふれ、人の命を救えるのだから。



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