無料見学会でのチェックポイント
式場内の装飾は葬儀社の腕の見せどころ。祭壇をメインにする会社もあれば、照明やキャンドルなどで演出をアピールする会社もあります。 |
葬儀社が「伝えたい!」と思っている情報のほとんどは、式場内に集約されいます。祭壇や棺、花など自信作がセッティングされているのはもちろんですが、葬儀社によっては照明や音楽まで気を配っていることでしょう。葬儀を行った場合どのようになるか、具体的イメージを知ることができます。
●祭壇や棺をチェック
式場内には祭壇や棺が展示されています。第一印象をまずチェック!「立派だな」「大きすぎるな」でもかまいません。次に値段のチェック。祭壇や棺、その他の備品の料金表が近くにあるはずです。このような無料見学会で展示されている祭壇は、葬儀社の自信作でもあります。
- もし祭壇がひとつしか飾られていない場合
その葬儀会館で飾られる標準的な祭壇である場合が多いです。1点しか見せることができないので、「自信作」か「売りたい」祭壇を展示しています。 - 祭壇がふたつ飾られている場合
ひとつは最近のシンプル化、低価格化を繁栄して、少人数をターゲットにした祭壇を展示。もうひとつは、1のように、「自信作」「売りたい」祭壇を展示しています。 - 祭壇が3つ飾られている場合
1&2に加え、高額な祭壇を展示します。最近は従来の白木祭壇から生花祭壇に転じているので、美しい花を贅沢に使用したり、流れるような曲線を描いた菊の祭壇など、各社オリジナルの祭壇でキメています。
祭壇の側には、棺や備品が飾られています。そしてこの祭壇や棺を使用した場合の、おおよその見積もり費用がきちんと展示されていれば合格。数十名の参列者があると想定して、料理や返礼品などを準備した場合のおおよその費用までがきちんと記されているかどうかもお見逃しなく。
●控室をチェック
遺族・親戚控室、宗教者(僧侶など)控室、会食場所を見学します。通夜から翌日の葬儀にかけての仮眠が可能かどうかを確認しておきましょう。シャワールーム、トイレなどの設備を確認、防犯設備のチェックも忘れずに。
●料理・返礼品をチェック
葬儀社と契約している料理業者や返礼品業者が対応しています。見落としがちな料理&返礼品ですが、参列者を「もてなす」忘れてはならない項目。具体的に料理やギフトについての要望があれば、どんどん提案してみましょう。
●スタッフの対応をチェック
一番大切なのがココ!どんなに素晴らしいハードを持っていても、スタッフの対応次第で葬儀が台無しになってしまいます。自社のPR、自慢話ばかりするスタッフは×。人の話をよく聞いて適切な応対をしてくれるか、要望にあった提案をしてくれるか、また真剣に葬儀について一緒に考えてくれるか……などがポイントです。
●相談コーナーをチェック
相談コーナーではイザとなったときの対処方法、葬儀費用などを説明してくれます。せっかく来たのだから、概算の葬儀費用を計算して見積書を出してもらいましょう。こういう機会だからこそ、気軽に葬儀のことを口にできるチャンスなのですから。
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