東京メトロ千代田線の乃木坂駅から直結、日比谷線や大江戸線の六本木駅からも4~5分とアクセスがよく、六本木ヒルズからも5分ほどの近さにあります。六本木の喧騒から離れた広々とした敷地内にあり、静けさに包まれた空間です。
波打つようなガラスカーテンウォールが印象的。アトリウムは開放感いっぱい
波がうねるような曲線を描くガラスカーテンウォールに周りの緑が映りこみ、周囲の環境と調和しています |
正門を入ると、波打つようなガラス壁に覆われた建物がドーンと目の前に現れます。設計は世界的に有名な建築家・黒川紀章氏によるもの。
吹き抜けを上階から見下ろすと、円形のカフェが見えました |
アトリウムは天井高21.6m、ガラスカーテンウォールから入る陽射しが心地よく、周囲の緑が眩しく映ります。紫外線が気になるところですが、日射熱・紫外線をカットする設計になっているので安心です。近代的なデザインでありながら、建物は周囲の緑と調和し、共存している印象を受けました。
アメデオ・モディリアーニ<デディーの肖像(オデット・ヘイデン)>1918年頃 |
マン・レイ<黒と白>1926年 |
クロード・モネ<日傘の女性>1886年(オルセー美術館)Photo:RMN |
また、4/7~7/2には、世界の美術館から印象派の巨匠、クロード・モネの作品が集結する「大回顧展モネ」を開催予定です。
クロード・モネ<モントグイユ街、1878年パリ万博の祝祭>1878年(オルセー美術館)Photo:RMN |
「国立新美術館」
・住所:東京都港区六本木7-22-2
・地図:Yahoo!地図情報
・TEL:03-5777-8600(ハローダイヤル)
・営業時間:企画展10:00~18:00(入館は17:30まで)※会期中の毎週金曜は20:00まで(入館は19:30まで)
・定休日:火曜(祝日または休日の場合は開館し、翌日休館)、年末年始
・観覧料:展覧会により異なる(「異邦人たちのパリ1900-2005」、「大回顧展モネ」は一般1500円)
・交通:東京メトロ千代田線乃木坂駅6番出口(美術館直結)、または都営地下鉄大江戸線六本木駅7番出口から徒歩4分、または東京メトロ日比谷線六本木駅4a出口から徒歩5分
実は、こちらの美術館の魅力は美術鑑賞にとどまりません。グルメを唸らせる名店がフランスから到来! 私もしっかりと味わって来ましたので、次ページで感想も交えてご紹介します!