日本でここだけ。世界でも2路線しかない
“浮いて走る”リニアモーターカー
リニモは、日本で唯一の磁気浮上式リニアモーターカー(※)。世界でも、営業運転しているのは、これと上海リニアの2路線のみ。2005年に開催された愛知万博、その会場への足として開通し、万博期間中は“動くパビリオン”として約2000万人を運びました。現在も、名古屋市郊外の約9kmの区間を毎日元気に走っています。車輪を使わずに浮いて走る、日本で唯一の磁気浮上式リニアモーターカー、 Linimo(リニモ) |
(※ リニアモーターを推進力にして走る乗り物は、既に広範囲で実用化されていて、全国各地の地下鉄などで、通常のレールと車輪を使った「鉄輪式リニア」がある。リニモの「磁気浮上式」は文字通り浮いて走るもので、一般的に“リニアモーターカー”とイメージされるのはこのタイプ)
リニモ体験乗車貸切列車は特典いろいろ
実はこのリニモ、昨年から体験試乗のための貸切列車を走らせています。概要などは下記の通り。【運行概要】
・運賃/3万7440円(定員104名を越える場合は1人につき360円追加)
・所要時間/約30分(藤が丘駅→八草駅の片道 愛・地球博記念公園駅での下車も可)
・発車時刻/朝夕の混雑時を除き、ほぼ10分単位で指定可能
・予約/運行の2週間前までに
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・乗務員の解説付き
・「着地・浮上」「急加速」などのデモンストレーションあり
・特製パンフレット進呈 など
定員の104名は座席定員。運賃は通常運行の場合、藤が丘駅→八草駅=大人360円。貸切運賃3万7440円は360円×104名分という計算です。
乗務員さんの解説付きで、静かさや急カーブ走行など
リニモならではの特色がよく分かる
スタートは地下から |
所定の時間にリニモ藤が丘駅に集合。特製パンフレットをもらい、早速列車に乗り込みます。3両編成で、車内は名古屋の地下鉄よりややコンパクトな印象ですが、東山線の車両とほぼ同じサイズだそうです。
通常運行との違いは、ガイド役の乗務員さんが同乗すること。リニモの特徴などを解説してくれます。
乗務員さんのガイドで発車オーライ! |
「‥‥」
「はい、今浮き上がりました。分りましたか?」
「???」
う~ん。正直言ってよく分りません。でも、ようするにそれだけ静かに浮き上がっているというワケです。
スタートすると、今度は「一般の電車のようにガタンゴトンという振動・騒音がほとんどなく、静かなのが分りますか?」と乗務員さん。言われてみれば確かに。スゥ~ッと滑るように走っているのが、はっきり体感できます。
普通の電車では半径160m以上ないと曲がれないところ、リニモはその半分以下の75mの半径で曲がれる |
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