ハデで豪華な名古屋流結婚式。その実態と理由は?
「名古屋は結婚式がハデ」とよく言われます。とにかくお金をつぎ込んで豪華な式を挙げようとするため、「娘3人持てば身上傾く」「嫁をもらうなら名古屋から」なんて言葉まであるほど。その特徴としては・とにかくハデでお金をかける
・結納が豪華で品目も多い
・嫁入り道具が豪華。それを見せびらかすためにガラス張りのトラックで運びつける
・花嫁が家から出る際に菓子まきをする
・花嫁のお色直しは3回
・引き出物は重くてかさばるものが喜ばれる
‥‥などがしばしば挙げられます。
このような結婚式(と関連する行事)が好まれるのは
・地縁者同士の結婚が多く、結婚はいまだに「家」同士のつながりが重視される
・親との同居率が高いため、古い世代の意見や昔ながらの風習が尊重される
・倹約家で貯蓄好きだが、その分、ハレの舞台にはお金をつぎ込む気質が強い
・金シャチに代表されるように、ハデ好きで見栄っ張り
‥‥といった名古屋人気質や生活スタイルを反映しているからだと言われます。
これらはいわゆる名古屋本、名古屋人論の類で語られるお決まりの内容。しかし、実のところ最近は「今ドキ、そんなハデな結婚式なんて見たことない」なんて声も少なくありません。
では、昨今の名古屋の結婚式(と関連する行事)はどんな傾向にあるのか? そして、出席する場合に何か注意すべきポイントはあるのか? ブライダルシーンのプロの方々に、「なごやんウエディング」の最新事情をお聞きしました。
□2ページ‥‥「ゼクシィ」のデータで見る名古屋ブライダル最新・真事情
□3ページ‥‥人気式場に聞く人気の演出や列席者へのアドバイス