レースは島の外周道路を走るエンデューロ
3時間で何周できるかを競い合う
参加者がたまたまとらえていた筆者夫婦。撮影者・ジフさんにMixiを介して分けてもらいました。ちなみにレース時はヘルメット着用なのでご注意を(この時はかぶり忘れてました)。 |
最初の一周は先導車がリードする追い越し禁止のパレード走行。なごやかなムードのまま、ゆっくりペースでレースが始まります。
コースは島をぐるりと外周する公道で、海沿いのロングストレートあり、漁港の脇を抜けるバンクあり、食堂や売店が並ぶメインストリートありと、離島らしいのどかで爽やかな景色が続きます。急な坂道はほぼないので、運動不足気味の人でも息を切らすことなくスイスイ走れます。パレード走行が終わったらレース本番。ここからは一生懸命走る人たちは真剣に、あくまでのんびりという人はそのままのペースで。思い思いのペースでペダルをこいで行きます。
漁船が停泊する港の横を走る |
一周はゆっくり走って20分少々。速い人だと7分くらい。「1位を目指す大会じゃありません」とくり返し主催者からアナウンスされますが、やっぱりいざ走り出すと自転車野郎のハートに火がつくのか、本格派レーサーたちは猛スピードで駆け出し、筆者のような素人参加者はバンバン抜かれていきます。
レースをサボってタコの姿焼きで一服 |
夕方、少し陽が傾き始めたところでレースは終了。最後の一周を終えたサイクラーたちは、出迎える主催者とハイタッチしながら、笑顔でゴールイン。上位のレーサー、チームはゆうに20周以上、ちなみに筆者夫婦は2人合わせて6周でした。
レース以外のお楽しみもいろいろ
宿泊して島自慢の海の幸も味わいたい
コスプレを楽しむ参加者も |
ペットと一緒にだってOK |
夜には表彰式やフラダンス、花火などで盛り上がるアフターパーティーも。翌日は、最新モデルの試乗会などもあり。日帰りも可能ですが、せっかくなら島で一泊することをオススメします。知多の海は、初夏は魚介の種類が特に豊富で、どの宿も採れたての新鮮な海の幸でもてなしてくれます。筆者たちは、宿のおじいちゃんが一本釣りしてきたというスズキのお造りをはじめ、ゆでダコ、ふぐの煮付け、シャコの刺し身、車エビの塩焼きなどをたらふくいただきました。
自転車レースではありますが、素人でも、気軽なアウトドアイベントとして大いに楽しめること間違いナシ。特に、大勢で参加するとよりにぎやかに楽しめそうです。海の幸はおいしいし、天気がよければ海で水遊びだってでき、さらにイルカとのふれあい体験というとっておきのお楽しみもあり。自転車だけでなく、初夏の離島を存分に楽しめます。友人や家族と誘い合って、エントリーしてみてはいかがでしょうか。
■第6回 市民サイクルパラダイスin日間賀島
・ 日程:2008年5月24日(土)・25日(日)
・ 場所:愛知県南知多町日間賀島
・ アクセス:南知多道路豊浜ICより車で8分、師崎港より船で約10分
・ 参加費:2時間エンデューロ 3000円、3時間エンデューロ 4500円
※ 詳細・申し込みは市民・自転車フォーラムHPから
(応募締め切り/5月2日)
■日間賀島観光協会
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