筆者が自腹で飲み食いして推薦する
うまくて心地よい「行きつけにしたい飲み屋」ガイド
今回から新しくシリーズ企画を始めます!題して「こちとら自腹だがね! 名古屋・ホントにうまい夜メシ屋」!
日頃から食べ歩きを仕事かつ趣味にしている私・大竹が、本当におススメしたいお店を身銭を切ってご紹介します!
ジャンルは居酒屋を中心に、食事とお酒が両方楽しめる店なら何でもあり。できるだけ出張族や旅行者が足を運びやすい都心部のお店を中心にセレクトします。
料理がおいしい、お酒が充実している、大将のキャラがいい、雰囲気が和める、安い…、基準はいろいろありますが、何よりのジャッジポイントは筆者自身が「また行きたい!」と思えるか否か。実際にくり返し足を運んでいるお店、お気に入りになった新規開拓のお店を、選りすぐってご紹介していきます!
【『自腹だかね』~こんな人に利用してほしい】
・ 名古屋に出張で来て「1人で入れるいい飲み屋ないかな」と思った人
・ 名古屋旅行で訪れ「一見でも入りやすい居酒屋ないかな」と思った人
・ 名古屋に遊びに来て「彼女と気軽に入れる食べ物屋ないかな」と思った人
・ 名古屋に住んでいて「行きつけにできる店ないかな」と思った人
・ 名古屋にたまたま立ち寄り「とにかくうまいもん食いたいな」と思った人
・ 名古屋に友人が遊びに来て「喜んでもらえる雰囲気のいい店ないかな~」と思った人
音楽好きで気さくなマスター夫妻
カウンター10席の店内はいつも和気あいあい
ホネホネ魚の看板が目印 |
新栄の小さな居酒屋で、隠しダマ的1軒ですが、あえて一発目に持ってきたのは気軽に取材のお願いがしやすいから(笑)。まだ手探りの新企画なので、勝手知ったる行きつけのお店の方が何かとやりやすいかな、と…。
いや、あえてこんなネタばらしをしてしまったのも、この気安さがお店の一番の魅力でもあるからです。
店主の次良丸さん夫妻 |
じろさんはブルースをこよなく愛するミュージシャンでもあり、土曜日は店内でブルースハープ(ハモニカ)教室を開き、日曜日は音楽活動があるため、お店は休業。それでいて、営業中のBGMはロック、歌謡曲と何でもあり。このへんのユルさにも、店主のキャラクターが反映されています。
新鮮魚介の郷土料理に絶品だしまき。シメには意外な一品も
毎朝市場で仕入れる魚介は産地も厳選 |
その姿勢が分かるのが魚介のネタのよさ。知多の海のカワハギ、坂手島のタイやウニなど、その日の朝に仕入れたばかりの旬の素材が揃っています。じろさんにその日推奨のネタを刺し身で盛り合わせてもらうのがおススメです。この他、いずみさんの出身地である千葉房総のなめろ、長崎のはとしなど、魚介を使った各地の郷土料理も、名古屋ではなかなかお目にかかれない珍品です。
名物のだしまきたまご499円 |
隠れ人気メニューのカレーは899円~ |
いずみさんは利き酒師の資格も持ち、日本酒、焼酎、その他もろもろレアな銘柄を取り揃えています。
常連さんでいつもにぎわう。この狭い店内で生ライブが行われることも |
「こちとら自腹」の証明。今シリーズは、タイトルに偽りのないよう、毎回領収書を公開していきます |
・ 刺し身盛り合わせ
・ だしまきたまご
・ カレー
・ 生ビール2杯 …計3860円
■ JIROMAL(じろまる)
・ 所在地:名古屋市中区新栄2-10-29
・ 電話番号:052・243・5570
・ アクセス:地下鉄東山線新栄駅より徒歩5分
・ 営業時間:18時~23時ラストオーダー
・ 定休日:土・日・祝日
・ Yahoo地図
※ 残念ながら「JIROMAL」は2007年7月27日をもって閉店となりました。
ただ、決して営業不振だったわけではなく、また店主夫妻の健康上の理由でもないので、きっと近い将来、「新生・JIROMAL」として、また美味しい料理と酒、音楽を提供してくれると思います。
その際には当サイトでもお知らせしますので、どうか気長にお待ちください。