名駅の東急ハンズ名古屋店に
次世代型ハンズ「男の書斎」が誕生
今、名古屋は名駅(メーエキ=名古屋駅周辺)が熱い!名古屋一の高さを誇る高層ビル・ミッドランドスクエアが完成し、グランドオープンもいよいよ来春。他にも、ルーセントタワーなど高層ビルがドカンドカンと建築中で、「名駅摩天楼化」が進行中。対する既存の商業施設も、大々的なリニューアルを図るなどして対抗し、相乗効果で名駅エリア全体の注目度が高まっているのです。
東急ハンズ名古屋店10階の「男の書斎」。右はスタッフの伊藤さん |
ジェイアール名古屋タカシマヤ内に展開する東急ハンズ名古屋店も、今秋、2000年のオープン以来最大のリニューアルを図りました。中でも、男性ビジネスマン獲得に向けたシンボリックな存在が、10階に登場した「男の書斎」です。
チョイ悪オヤジのハートを
くすぐるこだわりグッズをセレクト
いかにも書斎に似合いそうなネイチャー系のウッドクラフトや昆虫の標本 |
文具、器、革小物、時計、ミニカー、タイプライター、ナイフ、ライター、地球儀、ネイチャー系の彫刻・写真集、蝶の標本、バッグ、ステッキなどなど。職人・作家による手作りの一点モノや、これまでのハンズにはなかったジャケット、コートなどのアパレル商品が目立つのも特徴。ジャンルは雑多なのですが、確かにどれも大人の男性の部屋に置くのが似合いそうなモノばかりです。
イタリアのオロビアンコのバッグは2万円台~ |
準備期間は約2年。全国各地のメーカーや職人の工房まで足を運び、作業の現場を見つめ、製作者の思いに耳を傾け、商品を選りすぐっていったそうです。
「男性だけではなく、意外と女性のお客様も少なくありません。ご主人へのギフト選びにもいいですし、こだわりあるモノを集めているので男性女性関係なく見ていて楽しめます」(伊藤さん)。
スペインのプルタックスの万能型ソムリエナイフ。大9450円、小3150円 |
売場はちょっと高級感のある雰囲気で、よく見るとスタッフの制服も従来のハンズのそれとは違ったシックな黒シャツ。商品は、ハンズが“実用的な道具”なのに対し、男の書斎は“実用的かつストーリーのある逸品”といったイメージでしょうか。
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