鉄骨ムキ出しの内装がインパクト抜群
窓の外に広がるワイドな景観も迫力満点

テレビ塔・ライトアップ
栄のド真ん中にそびえる名古屋テレビ塔。レストラン開業にともない、従来夜10時までだったライトアップが深夜12時にまで延長された。
名古屋のシンボル、テレビ塔がこの6月14日、リニューアルオープン! 中でも話題を集めているのが地上30mのスカイデッキにオープンした「THE TOWER RESTAURANT NAGOYA」。今回の新装開店の目玉とも言うべきレストランです。

このレストラン、ただのテナント店じゃありません。名古屋一のランドマークとして親しまれてきたテレビ塔、その未来を担うお店なんです。

さて、その開発秘話は後程詳しく紹介するとして、まずはレストランの概要、魅力をレポートしましょう。

テレビ塔は1954年(昭和29年)、日本初の集約電波塔として誕生。180mという高さは、翌年、東京タワーに抜かれるまで日本一を誇りました(って短いトップの座ですが)。


レストラン・メインダイニング
レストランのメインダイニング。巨大な鉄柱がムキ出しになっている。
レストランはこの4階フロアに位置します。ホールに足を踏み入れると真っ先に目に飛び込んでくるのが、床から天井を斜めに貫く巨大な鉄柱です。これは実際にこのテレビ塔を支えている脚。シックにまとめられた中で強烈な存在感を発揮し、「テレビ塔の中で食事をしているんだ」という付加価値をより高めてくれます。


そして、何よりの魅力は窓からの眺望。正直言うと「4階じゃ迫力ある眺めは望めないんじゃ…」と思ってたんですが、いい意味で予想を裏切られました。
筆者・ディナーを楽しむ
早速ディナーの予約を入れて来店。窓の外にはきらびやかな名古屋の夜景が広がる。
テレビ塔の下には南北に長~い緑地が広がっているため、視界を遮るものがなく、想像以上のワイドビューが目の前に広がるんです。しかも、それほど高くない分、窓際の席じゃなくても外の景色がよく見える、という利点もあるのです。


ディナーコースは4800円~。
絶品ローストビーフは外せない

料理はフレンチやイタリアンなどの西洋系を幅広く取り入れたコンチネンタル・キュイジーヌ。ランチは2000円~、ディナーは4800円~。オープン翌週に訪れた私は、プリフィックスのディナーコースを注文しました。アミューズ(口取り)、前菜、パスタ、メインディッシュ、デザートという構成で、アミューズ以外はそれぞれグランドメニューの中から好みのものを選ぶことができます。

レストラン・ディナーメニュー
ディナーコースは好みのメニューを選んで組み立てるプリフィックス。写真はアミューズ盛り合わせ、前菜、ローストビーフ。
一番のお薦めはローストビーフ。某一流ホテルのシェフから直々にレシピを伝授された逸品は、特製グレービーソースのコクが何とも奥深くまろやか。西洋ワサビのツンとした辛みがまた、肉とソースのうまみを引き立てます。4800円の基本料金に1000円プラス(より分厚いカットの場合は2000円プラス)となりますが、迷わずチョイスすることをお薦めします。

その他の料理も、それぞれひと手間ひと工夫が感じられ、十二分に満足できるものでした。これで5000円前後なら、コストパフォーマンスは非常に高いと言えるでしょう。


快適なラウンジ。タワーウエディングにも話題沸騰

タワー・ラウンジ
昼はカフェ,夜はバーラウンジとして活用できるタワー・ラウンジ。ハーブティーやシガーも取り揃える。
レストランと反対の北側の窓に面するのがカフェ、バーとして利用できるラウンジ。ゆったりしたソファ席が中心で、食事の後にもう一杯飲みたい、もうちょっとお話したい、という時にうってつけ。もちろん、レストランで食事しなくても、ラウンジ単独で利用できます。

もうひとつ、このレストランとともに今回のリニューアルの最大のウリとなっているのが、タワーウエディングです。何と、地上100mの最上階スカイデッキで結婚式を挙げられるんです。名古屋を一望できる天空のステージでの結婚式。おまけに、披露宴は4階のレストランで開くこともできる。2人の門出を祝うのにこれ以上の舞台はないんじゃないでしょうか。これからは、テレビ塔挙式が大きなブームとなりそうです。

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