初夏の時期に大きな美しい花を咲かせるゆりの花。観賞用としてたくさんの品種があり、それぞれにカラフルな花が楽しめます。

そんなゆりの花をまとめて楽しめる場所が、首都圏からわずか1時間足らずの所にありました。池袋・新宿から西武鉄道で気軽にアクセスできる西武プリンスドームの近くにある「ところざわのゆり園」では、6月から7月始めにかけて50種類のゆりの花がカラフルに咲いている所を楽しむことが出来ます。

今回は初夏ならではの花、ゆりを愛でることができる「ところざわのゆり園」をご紹介しましょう。目にも鮮やかな風景を楽しむことができますよ。

 

西武ドームのすぐそばにある花の楽園

ところざわのゆり園のゆり(1)/西武ドームをバックに咲くゆりの花

西武プリンスドームのすぐ近くにあるところざわのゆり園。広大な敷地の中にカラフルなゆりの花たちが咲き誇ります(2014年6月21日撮影)

ところざわのゆり園Yahoo! 地図情報)は、プロ野球・パシフィックリーグの埼玉西武ライオンズが本拠地とする西武プリンスドームのすぐ近く、狭山丘陵の一画にあります。

西武球場前駅の正面にあるゆり園の案内

西武球場前駅の正面にあるゆり園の案内。この歩道橋を歩いてゆり園に向かいます(2014年6月21日撮影)

西武狭山線の西武球場前駅を出ると左手に西武プリンスドームがあり、右手に見える上り坂の歩道橋を歩いた先にゆり園があります。

ゆり園では3万平方メートルの敷地の中に50種類、およそ45万株にも及ぶゆりの花が咲き誇ります。初夏の花ということもあり、6月頃から7月初めまで、ゆりの花の開花にあわせて季節限定で開園されています。

窓口で入場券を購入して中に入りますが、すぐ右手を見ると、まるで宇宙船のようにも見える西武プリンスドームを背景に色とりどりのゆりの花が咲いている風景を見ることが可能です。近未来的な建物と美しい花の取り合わせは、少し不思議な気分になりますね。

 

50種類のゆりの花が咲き乱れる丘へ

ところざわのゆり園のゆり(2)

美しく咲くゆりの花。上向きに花を咲かせる「すかしゆり」が「ハイブリッド」より先に咲きます(2014年6月21日撮影)

ゆり園でゆりを観賞する前に、まずはゆりの花の種類について確認しておきましょう。

たくさんの品種があるゆりですが、「すかしゆり」と「ハイブリッド」の2種類に大きく分類することができます。

見分け方は花の向き。上に花を咲かせるのが「すかしゆり」で下向きに花が咲くのが「ハイブリッド」。ゆり園では、「すかしゆり」が先に咲いて、その後から「ハイブリッド」が咲くとのことです。

ゆり園では、丘の尾根づたいからゆりの花を見下ろす「らくらく観賞コース」と呼ばれる短いルートと、園内を一周して丘の少し下からゆりの花を見上げるアップダウンが多い「自然散策コース」の2つの観賞ルートが用意されています。
ところざわのゆり園のゆり(3)

らくらく観賞コースから見下ろしたゆりの花畑。それぞれの花の色合いが美しい(2008年6月14日撮影)

車いすを使う方や足腰の弱い方でも「らくらく観賞コース」ならアップダウンがほとんどないので安全にゆりの花を楽しむことができます。ゆりの花は茎の背丈が高いので、花の形をはっきりと見たい場合は見下ろす形がいいですね。

ゆり園のメインとも言えるカラフルな花畑も「らくらく観賞コース」から見下ろせます。オレンジ、白、黄色、ピンク、濃いオレンジ色で構成された花畑は見ごたえ十分ですよ。

 

カラフルなゆりの花畑を見上げてみよう

ところざわのゆり園のゆり(4)

自然散策コースで楽しめるカラフルなゆりの花畑(2014年6月21日撮影)

さらにゆり園の魅力を満喫できるのが、園内を一周する「自然散策コース」。園内一周と言っても実際には1000メートルほどの距離ですので、ゆりの花を愛でているうちに軽いハイキング気分で歩けてしまいます。

散策路には木製のチップを敷いてあるので、スニーカーやスポーツシューズで歩くのが最適です。チップの柔らかい感覚を感じつつ歩くことができます。
ところざわのゆり園のゆり(5)

自然散策コースから眺めたカラフルなゆりの花畑。丘の上からの眺めとは違った美しさを楽しめます(2008年6月14日撮影)

自然散策コースはアップダウンが多いので、見る場所によって雰囲気が大きく変わるのが特徴。たくさんのゆりが作り出すカラフルな花畑も下から見上げるとまた違った雰囲気を感じることができます。時間があれば、ぜひ自然散策コースを歩いてみることをお薦めします。

 

池袋から直通電車あり、渋谷や横浜からも便利なアクセス

ところざわのゆり園の最寄り駅、西武球場前駅

ところざわのゆり園の最寄り駅は西武球場前駅。東京メトロ副都心線や東急東横線との直通運転により、渋谷や横浜からもアクセスが便利になりました。

ゆり園の最寄り駅、西武球場前駅へは、池袋から西武池袋線にて西所沢で乗り換えます。日中1時間に1本程度直通電車も運行されています。また新宿からも行くことが可能です。

西武池袋線は東京メトロ副都心線、東急東横線と相互乗り入れしているので、渋谷や横浜からも飯能(はんのう)または小手指(こてさし)行きの電車に乗れば、西所沢の乗り換え1回のみで西武球場前駅に行くこともできるようになりました。


ところざわのゆり園のご紹介、いかがだったでしょうか?梅雨の時期はなにかと家の中に閉じこもりがちになりですが、明るい色合いのゆりの花を愛でて、気分をさわやかにできるところざわのゆり園にぜひ出かけてみて下さい。

 

ところざわのゆり園へのアプローチ

地図:Yahoo! 地図情報
アクセス:
<鉄道>
池袋駅より西武池袋線で西所沢駅乗り換え、西武狭山線にて西武球場前駅下車。池袋から西武球場前まで直通する電車もある。西武球場前駅からは徒歩約5分。
横浜や渋谷から東京メトロ副都心線経由で西武池袋線 飯能、小手指方面へ向かう電車も利用可能。
西武新宿駅からは西武新宿線・拝島線と多摩湖線を乗り継いで西武遊園地駅乗り換え、西武山口線(レオライナー)で西武球場前駅下車。

<車>
関越自動車等 所沢インターチェンジ、または圏央道 入間インターチェンジから国道463号線で所沢市内方面へ。後は西武プリンスドームへの案内に従います。


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