「霧の摩周湖」、意外と晴れていることが多い
摩周第三展望台から眺めた摩周湖。正面に見える山が摩周岳です。 |
湖の南東にある摩周岳(標高858m)があり、湖のまわりはカルデラ湖特有の壁となっているので、一般の観光客は湖面に降りることはできません。
湖を眺める展望台は3つあります。観光する皆さんが良く立ち寄るのは、湖の西側にある第一展望台(Yahoo! 地図情報)と第三展望台(Yahoo! 地図情報)で、第一展望台はレストハウスを併設した大きな展望台、第三展望台は小さめの展望台です。摩周岳と真ん中にある小さな中島の見え方が違うので、両方の展望台に行くことをお薦めします。
さて、摩周湖と言うとすぐに連想されるのが「霧の摩周湖」。1966年(昭和41年)に発売され大ヒットした布施 明さんの曲ですが、この歌のインパクトは強烈だったようで、摩周湖はいつも霧に包まれているというイメージを持っている方も多いと思います。でも実際は常に霧がかかっている訳ではなく、意外と晴れていることが多いようですよ。(ガイドは7割以上の確率で晴れました)
ちなみに北海道を旅していると「独身の女性が、晴れた摩周湖を見てしまうと婚期が遅れる」なんてウワサ話を良く耳にしましたが、あくまでも旅人たちのウワサですので安心してお出かけ下さい。
時間のある方は裏摩周展望台へも行ってみましょう
裏摩周展望台から眺める摩周湖。第一展望台、第三展望台とは全く違うアングルから摩周湖を眺められます。 |
摩周湖への観光の拠点には、第一展望台、第三展望台に近い川湯温泉や摩周温泉が便利なのですが、摩周湖の周囲を一周する道路がないことから、裏摩周展望台へ行くにはかなりの大回りを強いられます。
そのかわり路線バスも来ない場所なので、人ごみとは無縁の世界で摩周湖の景観を楽しむことができます。旅行の行程に余裕が取れそうならぜひ立ち寄って欲しい場所です。
さて、次は北海道の形をしているという湖を見に行きましょう。次ページに続きます。