北海道・上湧別の地図
今回の行き先は、【北海道】
チューリップに囲まれる上湧別へ
子どもの頃からなんとなく馴染んでしまっている身近な花の一つがチューリップ。様々な品種があって日本だけでも700種類ものチューリップが栽培されているそうです。

日本国内にもチューリップを観賞する場所はいくつかありますが、その中から北海道の大自然の中にある上湧別(かみゆうべつ)のチューリップ公園をご紹介します。
※画像は2002年5月に撮影したものです。

上湧別ってどこにあるの?

道の駅 かみゆうべつ温泉チューリップの湯にある鉄道資料館
道の駅「かみゆうべつ温泉チューリップの湯」の中にある鉄道資料館。ここにあった国鉄中湧別駅の駅舎の一部を保存・公開しています。
上湧別は、北海道の網走支庁に属する町です。(Yahoo! 地図情報:上湧別町)オホーツク海に流れる湧別川の川沿いに開拓の手が入り誕生した湧別村が起源で、1910年(明治43年)に上湧別村が誕生します。大正時代から昭和にかけて、遠軽(えんがる)と紋別・名寄(なよろ)を結ぶ国鉄名寄線、サロマ湖沿いに網走まで結ぶ国鉄湧網(ゆうもう)線が開業、交通の要衝となりました。

その後、湧網線、名寄線共に鉄道からバスに変わりましたが、オホーツクラインの別名を持つ国道238号線と国道242号線が交差する場所として、今でも重要な役割を担っています。名寄線と湧網線の乗換駅だった旧 中湧別駅跡地は道の駅「かみゆうべつ温泉チューリップの湯」に変わりましたが、当時の駅舎の一部が鉄道資料館として残っており、当時をしのぶことができます。

開拓の歴史と共に歩んできたチューリップが、観光の目玉に

上湧別チューリップ公園
上湧別チューリップ公園のシンボルでもあるオランダ風車。展望台として公園を見下ろすこともできる場所です。
上湧別にチューリップ公園が出来たのは1988年(昭和63年)ですが、そこに至るまでには数多くの歴史があります。

開拓を担った屯田兵に与えられた農地を使って1957年(昭和32年)にオランダからチューリップの球根を輸入して植えたのが最初で、輸出により栽培農家を潤したもののその後の情勢変化により一時期チューリップ栽培が下火となってしまいました。

しかしチューリップに強い愛着を持つ町の人たちが農園という形でチューリップを植えるようになり、どんどん面積を広げていくうちに国道を通る人たちの目に留まって、たくさんの人が立ち寄るスポットになりました。このチューリップ畑を上湧別町が整備する形で誕生したのがチューリップ公園という訳です。

それではチューリップ公園のチューリップをじっくり見てみましょう。次ページに続きます。