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ドイツ・クリスマスマーケットの楽しみ方

昨年70万人以上が訪れた新梅田シティ・ワンダースクエアのドイツ・クリスマスマーケット(11/17~12/25)。子供に大人気のアンティーク・メリーゴーラウンドや珍しいドイツ屋台の数々を現地取材でお届けします。

執筆者:陸奥 賢

大阪にいながらにして
本場ドイツのクリスマスマーケットを体験

高さ27m、約10万球以上のイルミネーションが輝く世界最大級のクリスマスツリーが楽しいクリスマスシーズンの幕開けを告げます
2006年11月17日(金)夕刻。新梅田シティ・ワンダースクエア(梅田スカイビル1階広場)で開催される「ドイツ・クリスマスマーケット2006」(2006年11月17日~12月25日)のクリスマスツリーの点灯式に伺いました。今年で記念すべき5回目を迎える「ドイツ・クリスマスマーケット」は、「神戸ルミナリエ」や「OSAKA光のルネサンス」と並ぶ関西の冬の名物詩で、昨年度では約70万人以上の来場者が訪れました。


点灯式にはドイツのサンタクロース「ニコラウス」も登場してクリスマス気分を盛り上げました
10万個のイルミネーションで彩られて関西圏、日本国内はおろか世界でも最大級規模という高さ27mのクリスマスツリーや、110年以上の歴史をもった「世界にたった4つしか現存しない」という木製手作りのアンティーク・メリーゴーランド、ドイツのサンタクロース「ニコラウス」も参上して、「大阪にいながらにして本場ドイツのクリスマスが体験できる」という大変、貴重で嬉しいクリスマス・イベントです。


本場ドイツの屋台料理が味わえるクリスマス・ヒュッテ

原色でカラフルなヒモのようなものはなんとドイツ製のアメ。常日頃は決して食べられないドイツのお菓子が目白押しです
約1ヶ月間のイベント開催中に、さまざまな催し物が繰り広げられる「ドイツ・クリスマスマーケット」ですが、とくにガイドがオススメしたいのが、本場ドイツの屋台料理が味わえるクリスマス・ヒュッテ(イルミネーションでデコレーションされた木製の小屋のことです)の数々。


香ばしい匂いが食欲をそそるのがドイツソーセージ。ハーブ入りソーセージなども売られています
DLG(ドイツ農業協会)の品評会で金賞を受賞したというウインナーを使用した「ドイツ・オリジナルスープ」や「ジャーマンポテト」「焼きソーセージ」「ドイツのパン」「ドイツのお菓子」「シュトレン」(レーズン、レモンピール、ナッツなどを入れて焼き上げたクリスマス・ケーキ。賞味期限は1ヶ月以上もあるのでお土産にも最適です)「ドイツ・ビール」「ドイツ・ワイン」などの食べ物、飲み物が楽しめます。


ドイツ人シェフも思わず身振り手振りを交えてグリューワインの美味しさを熱弁!
中でも大人気なのが「グリューワイン」で、これは「厳寒のドイツの冬空の下でもクリスマスマーケットを楽しめるように」と約80度という高温で暖められたホットワインです。日本でいえば甘酒のようなもので、砂糖やシナモン、ジンジャーといったスパイスが効いています。ガイドがヒュッテを覗くとドイツ人シェフが「おいしよ!うまい!」と流暢な日本語を連呼して、大勢の観客の笑いを誘っていたのが印象的でした。


メルクリンの鉄道模型は子供たちにも大人気。お洒落なドイツ製玩具はクリスマス・プレゼントとしてもオススメです
この他にも大人気のクリスマスショップ「ケーテ・ウォルファルト」の可愛らしいクリスマス・オーナメントやクリスマス・グッズ、パイプ人形、くるみ割り人形といったドイツの伝統的工芸品、「メルクリン社」の鉄道模型や「HABA社」の木製玩具など、本場ドイツでも人気の高いクリスマス・ギフトが数多く販売されています。とくにドイツ・マイスターの手による精巧緻密な木製玩具は見ているだけでも楽しいクリスマス気分が味わえます。日本国内ではなかなか入手できない貴重なモノも販売されていますので、クリスマス・プレゼントやクリスマス記念としてもオススメです。


次ページではアンティーク・メリーゴーランドとドイツ・クリスマスマーケットをお得に楽しむ方法をご紹介します。
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