夫婦関係/セックスレスの対処法

セックスレスと倦怠期の原因は脳にあった(2ページ目)

脳の本やゲームが大ブームです。脳を鍛えれば記憶力がよくなる、仕事ができるようになる等々。では、脳を研究すれば夫婦間で理想のセックスができる?脳と性欲の関係を米山公啓先生と徹底対談。

三松 真由美

執筆者:三松 真由美

夫婦関係ガイド

エストロゲンは性ホルモンのもと

090824
「脳の断面図を見ながら真剣に脳と性欲について話し合う米山先生と二松まゆみ」
米山先生は、
「なぜ女は集団で昼食を食べるのか?」
「香水をつける女とつけない女の違いは何か?」
「どうして女はセックスをする理由を尋ねるのか?」

たぶん、ほとんどの男がそう思っている、という視点で女性の分析をされました。

男性にはさっぱりわからない部分が女性にはあるそうです。

たとえば、浮気を許す女と許さない女の違い。
浮気を許せない女は、感情と結びついた記憶を消すことができない。

悲しむと扁桃体(へんとうたい)が刺激されて、それが海馬に伝わりその時の記憶が鮮明に残る。
浮気を許せる女は、扁桃体が簡単に刺激を受けない体質で、嫌な記憶を倉庫の奥にしまっておくことが可能だと。
脳の図解を眺めながら、読み進めると「やっぱり男脳と女脳はまったく違う」としだいに明らかになってゆきます。

個人的には、年をとってもセックスしたがる女性、セックスを卒業する女性の違いが知りたかったのですが、これは今まで勉強したとおり、性ホルモンの元になる物質やエストロゲンというホルモンが関係していることが判明しました。

50歳、60歳になっても抱いてくれる異性がいれば、(若い男性ならなおよし)身体を性的に興奮させることができる。
一方日々の生活環境が恵まれていて、セックス以外の趣味、たとえばガーデニングやゴルフなど充実していれば、欲求はなくなってしまうということです。
ほかにも、浮気を見抜く女・なにも知らないと信じてる男など、脳やホルモンをベースに説明されており、納得の内容でした。
楽観的な男性には計り知れない分析能力が女性にはあるということもわかり、浮気発覚問題は永遠になくならないと妙に納得しました。
男性の皆さま、女の第六感は、実在するそうです。

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