夫婦関係/夫婦円満のコツ

がっかりする妻、がっかりされる妻

「8割の妻は夫にがっかりした経験がある」。その逆も6割。「がっかり」度合いは、夫婦円満度と密接に関係します。「あ、相手が,がっかりしてる」と気付いたらフォローしましょう。

三松 真由美

執筆者:三松 真由美

夫婦関係ガイド

8割の妻は夫にがっかりした経験がある

090524
「8割の妻は夫にがっかりした経験あり」
先月、 博報堂エルダービジネス推進室が団塊世代夫婦に行った、気になる調査の結果が発表されていました。
全国の58~62歳の520名に「結婚当初に比べ、がっかりさせられた経験があるか」と尋ねたところ、妻の33.1%が「おおいにある」、45.8%が「ある程度ある」と回答し、あわせて78.9%が、夫に対してがっかりした経験があると答えていました。

一方、同じ質問に対して夫の答えは「大いにある」が13.8%、「ある程度ある」が」47.3%となり、あわせて61.1%が「YES」という回答で、夫よりも妻のほうががっかりした経験を持つ人が多いという結果に。
特に注目なのは「大いにある」と回答した割合で、妻と夫の間には20%近い開きがありました。

また、同じ調査では自分のことを考えてくれなかった相手に対して「謝罪してほしい気持ちがあるか」どうかも尋ねています。
これに対する夫の回答は、「大いにある」が1.5%、「ある程度ある」が6.5%、あわせて8%が「謝罪して欲しい」となっています。
一方、妻のほうは「大いにある」が8.1%、「ある程度ある」が18.5%、あわせて26.6%が「謝罪して欲しい」と回答。
これは4人にひとり以上という高率です。
女性のほうがかなりの被害者意識を持っていると言えそうです。

今回の調査は団塊世代に行われたものなので、この文章を読んでいらっしゃる方々よりは、やや年齢が上の層かもしれません。
しかし、恋愛結婚が65.2%、お見合い恋愛が9.2%と、「相手を好きになって結婚した人」が74.4%に上るこの世代でも、相手に「がっかりした」「謝ってほしい」と考える女性がこんなに多いのです。
これは一体何故なのでしょうか?

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