小室容疑者の現在の姿とその結婚
経済的な困窮が伝えられ、世間的には「過去の人」扱いされていた小室容疑者が久々に話題に上ったのは、今年の5月、TV番組「オーラの泉」に出演した時のことです。ここでは、今まであまりマスコミに自らを語ることがなかった彼が、過去、そして現在の心情を赤裸々に語っていました。番組の中で小室容疑者は、現在の妻KEIKOが自分を変え、精神的なよりどころになっていることをうかがわせる発言をしています。
「無くなると困るものは奥さん」
「(奥さんの前で)僕は子供ですね。完全に。14も年上なんですけどね」
また、そのほかにも江原、美輪両氏との会話を通じて、
「KEIKOと出会うまでね、人との会話が出来てなかった」
「人間というものを信じられるようになったのは、(KEIKOが)初めて」
という主旨の発言もしています。
また、番組内で紹介されたところによると、小室容疑者は音楽を反対していた父親との確執があり、会話のない家庭で、孤独に育ったようです。
「お二人の夫婦愛が明るい未来への道しるべになりますように」 |
ところがKEIKOと結婚したことにより、初めて家族と感じられる存在ができたと小室容疑者は語り、特に幼少時代に得ることが出来なかった「父と息子の絆」について
江原;
もうひとつに、家族から受け入れられたということに、 奥さんのお父さんが出てこられるんです。 そして、本当に息子さんにしてくれましたね。
小室:
はい。何ていうかな、逃げてばっかりいたわけなんですけれど、逃げたくない、そこに何とか入りたいっていうことで。
と語っています。彼にとって、3度目の結婚にして父親を含めた家族の無償の愛に出会い、初めて自分に欠落していたものが満たされた感じがしたのでしょう。そしてそんな伴侶を得ながらも経済的には追い詰められてしまうという所に、運命の皮肉を感じます。
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