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「キム兄&えみり」問題に学ぶ夫婦スタイル(4ページ目)

キム兄&えみりカップルの電撃離婚を参考に、「片方が再婚の場合の結婚生活のポイント」を考えてみましょう。もちろん初婚同士の夫婦にも参考になります。

三松 真由美

執筆者:三松 真由美

夫婦関係ガイド

再婚カップルが乗り越えなければいけない過去

どちらかが再婚である場合、前述したような将来の話はもちろん、過去の結婚についても、しっかり話し合うことが必要です。
これは、再婚カップルがぶつかる最も大きな壁かもしれません。
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「パートナーの過去の結婚のことも話し合っていますか?」
過去の結婚について語ることは、大抵、将来について語るよりも、つらく、難しい一面を持っています。特に過去の結婚の破綻の原因が、自分にあるような場合は、できれば過去に触れたくない。
事実を隠しておきたいという気持ちも出てくると思います。
しかし、過去の結婚の失敗を自分できちんと見つめることができなければ、これからの新しい結婚生活の将来図も描くことはできません。
特に過去の結婚の“遺産”である子どもの問題、養育費や慰謝料などの金銭的な問題などは、将来にも関わってくることです。言いにくいこと、つらい事実であってもパートナーには真実を伝え、理解しておいてもらわなければいけません。


自分のバツイチ夫に親権があればもちろん、もしなかったとしても、その人は前妻との子どもにも、親として一生関わっていく責任があります。
そして妻としてその人と一緒に生きていくと決めた以上、その相手の過去ともきちんと関わって行く責任が発生してくるのではないでしょうか?

例えば夫の前妻に万が一のことがあった場合、もしかすると自分自身が、血のつながりのない夫の前妻の子と関わりを持つような場面が出てくるかもしれません。
それぐらい、相手の過去を許容する懐の深さが必要だということです。

今回、木村さんの過去も踏まえたうえで、このご夫婦の間で新しく子どもをつくることについてきちんと話し合いがあったのか、えみりさんの方に木村さんの過去をどのくらい受け入れる準備があったのかという点が今回のポイントではと予想しています。


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