妻だからできる、おすすめ五月病対策続き
ストレスに効果のある食材を取り入れたバランスの良い食事を
毎日、3食をバランスよく食べることが前提ですが、特にストレス解消に役立つ栄養素を意識して、それを含む食品を上手にメニューに取り入れてみましょう。 ストレスが加わるとたんぱく質が消耗されるので、まずは、赤身肉・卵・魚・大豆製品をとりましょう。
また、ビタミンB群は不足すると精神的に安定を欠き、疲れやすくなります。豚肉、ウナギ、玄米、ブロッコリー、バナナなどにはビタミンBが多く含まれます。そのほかに、ビタミンCもストレスを解消するために使われる栄養素といわれていますので、レモン、ホウレンソウなども忘れずに。
また、神経の興奮を抑え、精神を安定させる作用のあるカルシウム、ストレスを和らげるというトリプトファンなどのミネラルの補給も大切です。牛乳、大豆、ゴマなども積極的にメニューに取り入れてください。
■コミュニケーション
精神的に弱っている相手に対して一番大切なのが話を聞いてあげることです。
とにかく旦那様の相手の悩みも愚痴も全部受け入れて、だまって聞いてあげるという受容の態度が大切。
「そんなことを言わないで、頑張らなきゃ」
「それはあなたの思い込みよ」
「ヤル気になればできるわよ」
などと、相手のことを否定したり、むやみに励ましたり、追い詰めたりといった態度は厳禁。夫の弱いところもダメなところも、全て共感の姿勢で受け入れてあげることが最も重要です。だんな様にとって妻は最も心許せる存在であり、自分のすべてをさらけ出せる相手であるはず。その相手からも否定や非難をされ、理解してもらえないとなれば、ますます心を閉ざしてしまいます。まずはだんな様を安心させて、しっかりと見守ってあげましょう。
もちろん、言葉によるコミュニケーションだけでなく、マッサージやハグなどのスキンシップを通した、身体によるコミュニケーションも有効です。精神的に参っている時は、セックスもうまくいかないことがよくあります。そんな時にもやさしく抱きしめてあげるなど、奥様からの愛情表現で旦那様を包んであげてください。
ちなみに、恋人・夫婦仲相談所には、この時期「夫の人事異動があり、ストレスでセックスがなくなりました」という春期限定セックスレス相談が多くなります。転勤や単身赴任の影響もこの時期に出てくるようです。
さて「五月病かな?これはちょっと重症かも」と思ったら、早めに医師に相談することも大切。ぜひ、奥様の上手なサポートで、旦那様の五月病を解消してくださいね。
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