警戒警報発令!浮気の兆候のある夫
外出して気分を変えることで、夫の携帯に、他の女性からハートのついたメールが…… |
A1:この段階では夫には何も言わない。そのかわり、夫の出張や休日出勤など、浮気のカモフラージュになりそうな事柄をチェックし、不審な行動がないかどうか、慎重に見張る
A2:面と向かっては言いにくいので、「夫の携帯を見た」という事実は隠したままで、「浮気しているでしょ」とメールで夫に告げ、相手に説明を求める
A3:自分が携帯を見たことをはっきり言って、メールの女性とどんな関係なのかを、面と向かって、きちんと問いただす。
浮気の気配……あなたが取るべき行動は?
さあ、だんだん難しくなってきましたね。一番NGなのはA3です。たしかに、ふりかかった問題と正面から向き合い、堂々とそれにとりくむ姿勢、真実を知ろうとする正直でまじめな気持ちは、人間として大事なものです。しかし、人間の行いとして正しいことが、夫婦の間で必ずしもベストではないのが、オトナの世界の難しいところ。大騒ぎをして問題を取り上げることで、逆に無用な風を起こし、ボヤを山火事にしてしまうかもしれません。
しかも、正直に「携帯を見た」と告白してしまうのは、損。盗み見はこちらのマイナスポイントですから、そこをきっかけに相手に反撃のチャンスを与えたり、妻への信頼を全面的に揺るがすような事態にもなりかねません。携帯を見られた事に逆切れして、より険悪になった事例はいくつもあります。
では、情報源を隠したまま、メールで相手に説明を求めるA2はどうでしょう。最初は情報源を隠していても、話が進んでくると、どこで浮気を知ったかがある程度特定され、相手に「携帯を盗み見した」と悟られる可能性があります。
また、何とか情報源を隠し通したとしても、この手の話題をメールでのやり取りするということに、問題があります。メールでのやり取りというのは、表情や語調がわからない分、言葉がきつく受け止められることも多く、「売り言葉に買い言葉」のようにストレートな言葉の応酬になることもよくあります。かつてネット上での掲示板やブログの書きこみからトラブルになり、殺人事件になった例もご記憶にあるかも。文字だけによるコミュニケーションは、双方の関係を余計悪くしてしまう可能性を含んでいるのです。
ここはA1のような態度がオトナ妻のスタンス。ハートのメール程度でガタガタ騒がず、まずは情報収集に徹し、事態がどこまで進行しているのかを冷静に見極めましょう。
単なる社交辞令のハートなのか、彼女の方が夫に夢中なのか、夫のほうが彼女に手を出しているのか、既に二人はデキているのか……。少しでも正確な情報を掴むことが、自分を優位にします。演技力に自信のある人は「親戚の叔母が甥っ子の見合い相手を探しているんだけど、あなたの課にも確か、独身女性いたわよね?どんな方?」ぐらいの、軽いジャブを放って、だんな様の反応を見てみるのもいいかもしれませんね。
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