最も大人力が必要な場面は、実は家族であり、夫婦関係である |
お料理ナビや脳トレものとならんで、世の大人を夢中にさせたのが「大人力」シリーズ。2007年3月に「大人力検定」が、次いで6月には「大人の女力検定」も売り出され、それぞれ大ヒットしました。
「理屈や感情だけで動くのではなく、相手との微妙なバランスやその場の空気を読んで行動できるのが真の大人」、というコンセプトが、“KYな人”が話題になる最近の風潮のなかで、求められる指針として、多くの人のニーズにあったのかもしれません。
もっとも大人力が求められるのは「家庭」?
さて、人生でもっとも大人力の必要な場面といえばどこでしょう?会社?学校?友人関係?いえいえ、実は「家庭」なのではと私は思います。誰もが、その人のありのままでいられる、だからこそ衝突も多い、しかも会社や学校のように「辞めます」と簡単に関係をリセットできない。それが「家庭」。中でも夫婦関係は、親子と違い、もともと異なる背景を持つ二人が努力して絆を作り上げたもの。「夫婦だから」「家族だから」と甘えた考えでKYな行動を繰り返していると、いつの間にか取り返しのつかないことに……。
そこで今回は「夫の浮気」という場面で、オトナな妻はどんな行動をとればいいのか。「二松版、オトナの妻力チェック」を皆さんとやってみましょう。
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