事例1:一緒にいる時間が短くて会話がない夫婦
共働き、あるいは働き盛りの年代のだんな様を持つ家庭の場合、帰宅時間が遅いため、どうしても夫婦の会話時間が十分に取れない、という事情があります。「かわいいくまちゃんに夫婦の会話をつたえてもらう」 |
「平成19年版国民生活白書」でも「労働時間が増えるほど、家族との会話が減る」という調査結果が発表されたばかり。働きすぎニッポン人の会話レス夫婦の多くは、このパターンに当てはまると見られます。しかし幸いなことに、会話レスの深刻度から言うと、このタイプは最も軽いグループに入ります。
このタイプの夫婦への処方箋はずばり、「短い会話時間を補う工夫をすること」です。
夫婦が面と向かってのリアルな会話には及びませんが、電話やメールなどの電子コミュニケーションツールをうまく利用して、リアルなコミュニケーションの不足分を補ってはいかがでしょう。
たとえば単なるメールだけではなく、ネット上で無料で利用できる「グリーティングカード」を使って言葉を伝えてみたり、手書きメールソフトを使って思いを伝えてみたり。
ちょっとした工夫をすることで、普段は素直に言いにくい、パートナーへの感謝の気持ちなどが伝えやすくなります。
あるいは伝言ボードやかわいい付箋紙などを使った手書きメッセージといったアナログなツールも、言葉の温かみが相手に伝わりますね。また、ボイスレコーダーを搭載したぬいぐるみのクマさんなどは、子供だけでなくオトナも和める楽しいツール。帰宅して、食卓の上にぬいぐるみタイプのボイスレコーダーがあれば、真っ先に再生して、メッセージの内容を確かめてみたくなることうけあいです。
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