妻が一緒に旅行に行きたい相手、実は?
ちょっと古いデータですが、昨年11月にgooリサーチが団塊の世代対象に「旅行に関する意識」を調べた面白い調査があります。皆様お察しの通り、この世代の旅行への意欲は非常に高く、国内旅行へ、1年に2回程度以上出掛ける人の割合は7割を超えています。ここまではまあ普通の調査結果。面白いのが「今後、最も一緒に国内旅行に行きたい相手」を聞いた部分です。男性の回答は「夫婦で」がトップで約6割。ところが女性で「夫婦で」と答えたのは約3割のみ。「友人・知人」の約5割よりも少ない回答数でした。この調査結果から見え隠れしてくるのが「旅行先まで夫の世話をしたくない」「気のおけない女性同士の旅行で、買い物やおしゃべりをゆっくり楽しみたい」という主婦の皆様のホンネ。ところが、いざ夫を置いて旅行に出ようとすると、なかなかすんなり行かないのが現実。「だんな様をなんとか上手に説得して、羽を伸ばせる旅行がしたい」という主婦の皆様に、今回はとっておきの秘策を伝授いたしましょう。
だんな様が嫌がる理由はこれ
まずは、なぜ世の中のだんな様が、妻が友人と旅行に出かけるのを嫌がるのかを検証してみましょう。(理由1):「妻がいない間の家事がめんどう、またはどうしていいかわからない」
「夫は妻と旅行したいが、妻は誰と出かけたい?」 |
普段の家事を妻任せにしている「困ったチャン夫」の反対理由はほとんどこれ。極端な例では「下着のしまってある場所がわからない」「どのスーツにどのネクタイを合わせていいか分からない」「お米って洗剤で洗わないの?」のようなだんな様。妻がいなくなったとたんに、日常生活に不自由してしまいます。そこで「お世話係の妻がいないのは困る」となるわけです。
(理由2):「実は浮気じゃないの?」
妻の素行が気になって、いろいろ束縛したい「プチストーカー夫」の反対理由はこれ。「女友達と行くといっているが、本当は他の男と行くんだろぉ~?」などとしつこく疑ったりして、旅行に行くことを阻止しようしがちです。
(理由3):「俺の稼ぎで自分ひとりだけ遊んでずるい!」
「夢は女同士で海外旅行♪」 |
普段から残業が多く、プライベートの時間がなかなか取れない「欲求不満夫」の反対理由はこれ。「こっちは残業でひーひー言ってるのに、友達と温泉三昧なんてずるい。俺だって遊びたい!」とへそを曲げて、妻の単独行動をひがむタイプに変身してしまうことに。
もちろんこれらの理由の複数が絡み合って妻の旅行に反対している場合もあります。