「ちゃんと聞いてよのツボ」 その3:スキンシップを有効活用
いろいろ頑張っても、まだだんな様が話に乗ってこないという時。究極の手段は肌と肌のふれあいです。「セックスのあとベッドで交わすピロートークでは、思わずホンネが出てしまった」という経験のある方も多いと思います。肌と肌をくっつける事は、心と心をくっつけることにもつながるのです。「瞳をじっと見つめて」 |
もちろん肌と肌を密着できるのはベッドの上だけではありません。たとえば、だんな様の肩を揉んであげる、逆に自分の肩を揉んでもらう、といったボディータッチをしながらの話し合いは、スムーズに話を聞いてもらうチャンスです。そしてもっと簡単なのは相手の手を握り締めて、目を覗き込みながら話しかけること。選挙前の政治家じゃありませんが、手を握って言葉を掛けるというのは、最も簡単に相手の心に飛び込む手段です。だんな様の手を両手で握り、相手の目を見ながら「話があるんだけど」と切り出してみてください。これで話を聞いてくれないだんな様は、まずいないはず。恥ずかしがらずにやってみれば、効果は絶大ですよ。
「ちゃんと聞いてよのツボ」 その4:話し手の態度も要チェック
そして最後にして欲しいのが、話し手である主婦の皆様ご自身の確認。相談事が長くて要領を得ず、愚痴や繰り返しが多いようでは、せっかく聞こうとしている相手の意思をそぐことにもなりかねません。相談内容は十分整理して、分かりやすく話せるようにしておきましょう。また、話すことと同じぐらい大事なのは聞く姿勢。「話を聞いてくれない」といわれているだんな様によく伺ってみると「こちらのアドバイスを妻が聞いてくれないので、相談に乗るのはやめた」という例もよくあります。相談は会話のキャッチボール。自分の意見や話を一方的に述べるだけでなく、だんな様からの意見やアドバイスもきちんと聞く姿勢を忘れないでくださいね。先日、ラテン男性の観察のため、イタリアに行っておりました。街角やBARで、カップル達の会話を見ていますと、ある発見をしました。お手本にしたい簡単なことです。きっと私たち日本人の苦手とする話し方です。
それは 『相手の目をじッと見つめながら、ゆっくり話す&しっかり聞く』 ということです。
さて、こんな簡単なことですので、今夜から実行あるのみです。
もっと、夫婦は恋できる(好評のためヴィレッジブックスより文庫化されました!!)
二松まゆみ主宰「夫婦仲相談所」
「ラストラブ」を読んで夫婦で恋をしましょう