「私が大事な相談をしているのに、夫はテレビを見たり新聞を読んだり。うわの空で聞いていて、あいまいな相槌を打つだけなんです。」という主婦の皆様のお悩みをよく伺います。聞いて欲しい話題、一緒に考えて欲しい内容なのに、だんな様の返事は「あぁ」とか「ふぅん」とか「お前に任せるよ」とかいい加減なものばかり。「ちょっとぉ!私の話を聞いてるのぉぉ~っ!!」とブチきれる前に、相手への話の仕方を工夫してみませんか?だんな様を話に引っ張り込むには、はずしてはならないツボがあるのです。今回はそのツボを抑えるコツを伝授しましょう。
「だんな様は新聞に夢中?テレビに夢中?」 |
「ちゃんと聞いてよのツボ」 その1:タイミングが大事
毎日残業で遅いだんな様。相談事があるのに、なかなか話ができない。イライラする主婦の皆様のお気持ちはよく分かります。でも帰宅したとたん、「待ってました」とばかりに「ねぇねぇ、聞いて・・・」と話しかけてはいませんか?また、だんな様がお風呂や食事を終えて、「さぁ、これから新聞でも読むか」というタイミングで、「ちょっと話があるんだけど」と切り出してはいませんか?仕事を終えたあとのだんな様は、家ではゆっくりと自分の好きなことをしてくつろぎたいと思っています。特に平日は家にいる時間が短いですから、残念ながら奥様の話よりも、自分のしたいことや体を休めることの方が優先。そこに無理をして割り込み、自分の話を聞いてもらおうとしても、適当な返事であしらわれてしまうのがオチです。よっぽど緊急な場合以外は、平日の夜には込み入った話を持ち出すのは避けましょう。相談事は、できるだけ休日に話を切り出すのがオススメです。
しかし相談の内容によっては、平日の朝がいい場合もあります。「あれとこれのどちらにするか」「このやり方で進めてもいいか」など、単純に相手に判断をしてもらう場合がそう。朝は脳も疲れておらず、夜よりも気分が前向きで、正しい判断を下せる場合が多いです。また短い時間で集中して考えるので、結論が出やすく、話の内容によっては、朝は穴場的な時間帯とも言えます。しかし、同時に出勤前の忙しい時間帯なので、相談事は要旨をコンパクトにまとめて、手短にしましょう。
多くの女性は論理的に話す事が苦手と言われていますので、起承転結をメモ書きにしておくと、すっきり話を聞いてもらえます。話があちこち横道にそれると、だんな様は、「もうわかったわかった」と上の空モードになるのです。