セックスレスを解消する寝室のヒ・ミ・ツ
お部屋の模様替えというと、通常、リビングやダイニング周りが中心となり、寝室はそのままにされがちですよね。しかし、国内唯一(!?)のベッドルームプロデューサーすずね所長としては、声を大にして言いたいっ。
「寝室革命こそ、今の夫婦に最も必要な革命なのです!」
そこで、セックスレスも少子化も熟年離婚も吹き飛ばす寝室作りの秘密を、インテリアコーディネーターの富森美保美さんと一緒に、探っていきたいと思います。
富森さんは、国際線CAからインテリアコーディネーターに転進された新進気鋭の美女。お客様の要望を丁寧にヒアリングする対応力と遊び心あふれるセンスで、大手ハウスメーカーにて1年半で150棟以上のコーディネートを担当したというツワモノです!ガイド二松がじっくりお話を伺いました。
寝室革命その1:間取りから見直してみよう
ガイド(二松):まずはお家の間取りに関してのアドバイスはありますか?
「肌触りのよいシーツ、心休まるカラー」 |
富森:
お客様の間取りを拝見しますと、家の中で比較的条件が悪いお部屋を寝室にされている場合が多いような気がします。マンションでいうと、北側共用廊下側の暗くて畳数も狭いお部屋。戸建でいえば、日当り・広さなど子供部屋を最優先で考え、夫婦の寝室は余ったお部屋といったところでしょうか。
ガイド(二松):
ありがちなパターンですよね。LDKは思いっきりこだわって、お金もかけてモデルルームのような素敵な空間にしていても、寝室は邪魔物あつかいの婚礼ダンスや使わない本棚などを押し込んだ残りのスペースだったりとか。「どうせ寝るだけだし」という考え方が、まず間違いの元なのですよね。
富森:
そうなんです。夫婦の寝室は寝るだけのお部屋ではなく、様々な意味での「コミュニケーション」をとる、またお仕事や家事・育児で忙しい夫婦がフッと自分に戻ることができる大切なプライベート空間です。窓が大きくて夜景や眺めがいいお部屋、天井高があって開放感のあるお部屋など、思い切って一番条件がいいお部屋を寝室にされてはいかがでしょうか。
ガイド(二松):
確かに、寝室が居心地のいい空間になれば、たまにはベッドにグラスを持ち込んでワインを飲んでみたり、休日の朝はベッドでコーヒーを飲んでみたりしたくなりますよね。夫婦がベッドでだらだら、イチャイチャできる環境であるのは、ラブ度アップの必須条件です。
→次ページではカラーと小物をご紹介します。はたして赤はエロティックか?