年齢を重ねても輝き続ける理由
フミヤを語る上でまずはずせないのが、その幅広い活躍ぶり。1983年にチェッカーズとしてデビューしてから20年あまり。本業の音楽だけでなく、ドラマやアートの分野でもそのマルチな才能を発揮しています。昨年も東芝ギガビートの特別限定モデルをデザインしたり、「愛・地球博」では大地の塔と名づけられた巨大な「万華鏡」をプロデュースしたりなど、多方面での活躍が話題になりました。ここで注目したいのは、「常に新しいことに挑戦している」という彼の基本姿勢。20代ならともかく、40代位になると、とかく守りに入りがち。それが気づかぬうちにマンネリな仕事と刺激のこない毎日になり、疲れた中年になってしまうのではないでしょうか。
まずは小さなことでいいので何か新しいことに挑戦してみると、そこから思わぬ世界が開けたりします。
たとえば普段聞かないジャンルの音楽を聴いてみる。
ランチで新しいお店に行ってみる。
髪形を変えてみる。
駅から家までをいつもと違うルートで歩いてみる。
社内でまだ話をしたことがない同僚に話しかけてみる。
得意先で、取引のない隣の課にちょっと挨拶してみる。
知らず知らずのうちにできている自分の殻をほんの少し破るだけで、イキイキした魅力的なナイスミドルのできあがりです。
セクシーとエロの境目
フミヤを語るキーワードの二つめは「セクシー」。あの甘い声はデビュー当時からも変わらずセクシーであります。最近3代の頃発していた色気は抑え目なものの、大人の包容力や余裕をも感じさせる円熟味あふれるセックスアピールは抜きん出ています。
ライブではマイクスタンド相手にエッチなアクションを見せることもありますし、過去に出演したラジオ番組では「朝起きると女性に生まれ変わっていたら、何をしますか?」の質問に「それは始めに『S』がついて・・・最後に『X』がついているもの?ついでに妊娠もしてみたいですね」と語るなど、下ネタトークもさらりとこなす。
「フミヤは猫系セクシーガイ」photo by 藤巻亮平 |