「風俗」で遊ぶのはタブーか?
たとえば、「風俗が浮気か否か?」という議論があります。「体だけの関係なんだから、浮気じゃないよ。」ということを聞きます。文字通り、「気持ちは浮いていない」から浮気じゃないというわけです。この風俗を浮気と考えるかという話は、家庭でのセックスと非常に密接な関係があります。
「夫婦のタブーについて事前に話し合っておくことは大切です」 |
セックスレスだと思っている人と、セックスレスではないという人に分けて統計を取ってみたところ面白い結果を得ることができました。
それは、セックスレスの妻の中に「風俗は浮気ではない」と考える人が多く、うちでセックスしている妻ほど「風俗は浮気」と考えているのです。
「わたしのこと愛してくれると思ってたのに、ほかのオンナとエッチなことするなんて」と思う妻心。
セックスレスでないと笑顔で答えるだんな様は、「風俗通い」はタブーですので、お気をつけください。
セックスの頻度と心のつながりは比例しているということです。
一方で、女性の浮気も十分あり得ます。
妻だって、男性とお付き合いしたり、気持ちだけでもほかの男性にときめきを感じることはあります。
取材してゆく中で、想像以上にだんな様以外の男性を意識している既婚女性がたくさんいることがわかりました。おとなしそうな妻が、だんな様以外の男性を好きになり、情熱的なアプローチをしかけるというケースも多々あります。その時、女性は別人格がチラリと顔をのぞかせます。大胆な自分です。「タブー」なんて言葉は、その時はすっかり忘れて一目散にアプローチします。
ただ、女性の場合は、男性のように風俗に行って身体だけの関係を持つというよりは、想像するだけにとどまることが多いのです。
しかし、「夫の腕の中で他の男性のことを考えているときはありますか?」という質問に対して、半数以上の妻が、夫の腕の中で他の男性のことを考えたことがあると回答しています。
「想像するだけなら、相手にわからないからタブーではないよね」
それもまた真なり。タブーとは、相手が制裁を加えたくなるほどの言動ですから、想像するくらいならよしとしましょう。
このように、「浮気」という夫婦間のタブーについては、夫と妻では認識が大きく違うのです。
男性は行動に走りやすいが心は伴わず、女性は行動には出さないけれども心が動く。
本当の意味での浮気のとらえ方は人によってちがいますね。
夫婦間タブー。いろいろありますが、今回は「浮気」について考えてみました。
次回、「浮気」についてはもっと深く掘り下げてご紹介します。