夫婦関係/夫婦円満のコツ

再婚者に教わる本当の幸せとは?(2ページ目)

離婚件数は増加しています。離婚の後にこそ大人の恋愛をしましょう。一度目の結婚の失敗こそが男女を成長させます。再婚者の実体験を読んで「結婚の重み」に向き合ってみてください。

三松 真由美

執筆者:三松 真由美

夫婦関係ガイド

再婚コミュニティを運営する主婦由美さんに一問一答

・離婚理由にはいろいろあれど、再婚よければすべてハッピー!

「はぴまに」という30代女性のコミュニティを運営している由美さんは、2度再婚して幸せになったという再婚サクセサーです。
由美さんの周りには、やはり再婚をまじめに考える女性達が集っています。
そんな由美さんに、インタビューをしてみました。
由美さんの再婚経験からは、学べる事がたくさんあります。

ガイド(二松):
「由美さんは、どういう理由で元だんな様の事がいやになりましたか?」

由美さん:
「いろいろあるけど、決定的なのは浮気です。呼び方はいろいろあるので、婚外恋愛なのか、本気なのか、不倫なのか知らないけど。」
「浮気をするには、嘘は絶対に必要不可欠。大切であろう人(妻と子)にどんな気持ちで嘘をつき、どんな気持ちで裏切ったのだろうと、想像すると、非常に腹立たしいです。きっとこんな気持ちになるのは、こんな気持ちを知っている経験者だからかもしれませんね。」
「結論としては、浮気と嘘になるのかな。動物みたいに理性も忘れて簡単に人を裏切り、欲望のために嘘をつく人と暮らすのは嫌になった。そんなことで離婚しちゃう、私のわがままさもプラス。」
「離婚の理由⇒「夫の浮気と嘘+妻のわがまま」だと思います。」

ガイド(二松):
「離婚を決意したとき、次の結婚ことは考えていましたか?もう結婚なんかしないと思われましたか?」

由美さん:
「再婚は考えていませんでしたし、結婚に向いていないと思っていたし、浮気された=女として負けたみたいな敗北感がありました。自信も気力も何もかも失っていました。」
「ただ、明るい未来だけは、見えていた気がします。結婚に対しての明るい未来じゃなく、私の人生の明るい未来です。」

ガイド(二松):
「再婚の決めては何ですか?」

由美さん:
「惰性なのです。すみません。これ、結構本気です。本音として聞いてください。」
「結婚って何?どんな意味があるの?と、思っていたので結婚しない理由はみつかっても、結婚する理由が見つかりませんでした。子どものためと言うのも変だし、(再婚相手に父親を求めてなかったし)かといって、結婚しなきゃいけない理由もなく、(同棲でいいと思ってたので)ただ、子どもの年齢の関係上(苗字がかわるので、学校の節目)結婚するなら、今を逃したらちょっと無理かな?という現実的都合で再婚しました。もちろん、彼(現在の夫)からの、結婚しなきゃ、一緒に住まないという脅しもあってですけど。」

ガイド(二松):
「今のだんな様と再婚してよかったと思う事は何でしょう?」

由美さん:
「私は、「私のパートナーになる人」と、再婚したと思っていました。子どもはいますが、子供の父親になってほしいと言うより、子どもも一人の人間として付き合ってくれればいいかな?と。」
「でも、再婚してみたら、本当の父親より、父親らしく子どもの友達の名前も、私より知っているかもしれない。学校への三者面談や参観日も、すすんで参加するし(ひとりでも行くし)私がいなくても、安心して子どもを任せられる信頼できる大人であり、信頼できる父親になっていました。」
「夫婦としてのおのろけは、セックスの回数が多いことですかね。月の平均回数は10回前後、日本人の年間平均回数40回を軽く上回ってます。私と夫は、夫婦として繋がっている。これが私の結婚生活の基本なので、ここを絶対崩さないように崩れないように、スキンシップとコミュニケーションを大切にしています。」

ガイド(二松):
「再婚で幸せになったと感じる日常のさりげないシーンを、2つ3つおしえてください。」

由美さん:
「家族という単位で行動できることが多くなった幸せとか、灯油をひとりで買いに行かなくてもいいとか、重たい荷物を頼まなくても、サッと持ってくれる人がいるとか、会話がなくても、存在があるだけで、安心できるとか、もうひとりで頑張らなくてもいいんだと思う心の余裕ができたとか、肩が凝ったら、もんでくれる人がいるとか、子どもの今日の出来事を楽しそうに聞いてくれる人がいるとか、再婚してみると、小さな幸せがいっぱいありました。」
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「トンネルを抜けるとそこは、明るい再婚生活!!」

ガイド(二松):
「再婚以前に、離婚を考えると専業主婦は不利な点が多いですね。由美さんは、生活の自立にどう立ち向かいましたか?」

由美さん:
「私は離婚を考えていた時、子どもが小さかったのでネットの在宅仕事で収入を得ておりました。外に出て働くという手段は考えなかったし、子どもの病気や怪我など子どもの都合を優先できることが、まず最優先でした。子どもが小さいから、お金がないから、離婚はできないとあきらめる前にできることから自活していくことは、大切だと思います。私もパソコンの仕事のおかげで、楽しい母子家庭生活が送れ、元のダンナが私名義で借りた、借金も返済できました。」
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