■白河桃子さんが気づいた事とは
白河:
最後に、二松さんと話をしていて私も学ぶところがあります。
ずっと「男が遅れてる。男が変わらないと」と言い続けていましたが、もう間に合わない。女性がぐっとふんばって、もうひとがんばりしないと、日本はだめになっちゃいますね。男は自分では変われないので、女性がだましだまし、共存できるいい男へと誘導していくしかないとだめなんだなあと、最近思います。
いつもは取材をしてもらうAERAの記者白河さんと長時間語り合い、夫婦仲問題は社会的な問題なのだと真剣に考えることができました。孤独で寂しいニッポンにならないようにするためには、まず夫婦仲ラブラブが一番。あまりにあたりまえの論理ですが、今後もこのテーマに取り組み続けていきます。
●白河桃子さん プロフィール
1961年東京生まれ。慶應義塾大学文学部卒業。
『AERA』で反響を呼んだ「負け犬論争」の記事を担当。結婚情報サービスや結婚や恋愛、女性のライフスタイルに関する取材を数多く手掛けている。著書に『結婚したくてもできない男 結婚できてもしない女』(サンマーク出版)『こんな男じゃ結婚できない! 』(光文社知恵の文庫)など。
最新刊:幸せをつかむ国際結婚のススメ「運命のヒト」は海の向こうにいた
小澤 裕子 (著), 白河 桃子 (著) 日経BP社
・恋愛力強化マガジン発行中
AERA
「となりの寝室 ニッポンの夫婦仲大調査」
二松主宰夫婦仲相談所
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