「離婚がマイナスイメージでないと判断した妻Sさん(30代)のお話
出版業界で働いていると、オトコっぽい考えになります。仕事が1番って思いたくないけど、いつのまにかそうなってました。やりがいもあるし、収入も問題ありません。
帰宅が遅いとき、デリバリーの食事頼む事が多かったですがそれを「だんなに悪いな」と感じる気持ちはなかったです。
「2人で並んで座って話し合わなきゃ」 |
職場の同僚も、学生時代の友達も離婚、再婚してる人多くって、離婚したときも「わあ、新しい人生踏み出せていいじゃん」みたいな反応です。私も、ポジティブでしたしね。まわりも、笑顔で受け止めてくれた。母だけはブスっとしてましたけど、「時代も違うしね」と一言。いいじゃないですか。次の彼もできそうですし。
「相手のこれだけは許せない」と考えた妻Fさん(30代)のお話
毎日顔を合わせるのが苦痛になったんです。家事を私だけにまかせて、殿様気取り。「手伝って」って言うと、すごく嫌な顔をして、しぶしぶやるって雰囲気。「俺が家賃払ってるだろ」が彼の切り札。金銭的に、たくさん出しているから、家事は私の分担って勝手に決めてる態度が許せなかったです。話し合いしても、「給料の大半入れてる」ばかり言うんです。
だったら、私も今のパートではなく、フルタイムで働いて、独り立ちする方がどれだけ楽かって思えました。養ってもらって、お手伝いさん代行やるっていう結婚なんて意味がないです。
「セックスの不一致」の妻Hさん(40代)のお話
セックスレスが原因で私の方から離婚しました。結婚して子どもがひとりできて以来、まったくなかったのです。私は子育てもがんばりました。
夫は、会社人間で、夜疲れていたとは思いますが、女として愛されているということを感じた瞬間は1度もありませんでした。子どもが小学校に入ると同時に、離婚しました。「セックスがない夫婦時代」は情けなくて、寂しかったです。
恋愛ドラマがテレビで流れると、つらくなって消していました。生計をともにする同居人としては尊敬できましたが、結婚相手としては失望していました。年はとってしまいましたが、慕ってくれる男性が現れて、今は幸せです。