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35歳以上対象!日本国籍のままカンタン取得できる 500万円でフィリピンに永住権(2ページ目)

大小の島々に囲まれ自然あふれる国フィリピン。今回は35歳以上を対象にしたフィリピン特別居住ビザを紹介。なんと非移民のステイタスで永住権が取得できちゃいます。

千葉 千枝子

執筆者:千葉 千枝子

旅行ガイド

FTAで活発化する日比関係

自由貿易協定FTAが日比間で基本合意されました。従来の踊り子ビザは廃止となり、今後は介護士資格を有したフィリピン人がたくさん日本にやってくるようになります。そもそもフィリピンでは、看護や介護の技術を有する人材を多く他国に送っており、その水準の高さには定評があります。

会員制でテーマ性の高い旅行を手がけるクラブツーリズムでは、会員のなかから日本語教師の有資格者を募り、フィリピンの介護士養成学校への派遣事業を展開しています。現地で、介護士のたまごたちに日本語の指導を施しており、たいへん好評だといいます。
今後は、日本語を学んだ介護士が日本に訪れるばかりでなく、要介護者をともなってフィリピンに暮らす日本人も増えていくことでしょう。

2006年には日比国交樹立50周年を迎え、人的交流はますます活発になると考えられています。

発展性のあるフィリピンへ投資する

ビジネス・コンファレンス
ビジネス・コンファレンスの席上でフィリピン投資を呼びかけるサントス長官
2005年6月、東京で行われたフィリピン・ビジネス・コンファレンスでは、フィリピン貿易産業省のファンB・サントス長官がフィリピンへの投資を広くわたしたちに呼びかけました。さらに、フィリピン日本人商工会議所会頭川口隆吉氏によると、フィリピン投資の将来性は明るく、労働賃金の低廉さ以外にも、観光やメディア・情報開発、資源開発などの分野で今後大きな発展が見込まれるということです。

フィリピンにとって最大の貿易相手国であった米国を、昨年日本が抜きました。第一位の輸出相手国として、また政府開発援助ODAの最大なる供与国として、フィリピンに投資移住する日本人も増えています。

英語圏であること、地勢的に至便であることのほかにも、経済特区による優遇措置や就業可能な人口が3万人超であることなど、フィリピン投資には大きなメリットがあるようです。さらに、大家族主義による協調性、戦争体験を乗り越えた親日性など、よきパートナーシップが構築できる土壌であるといえるでしょう。
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