1,ファイル共有ソフトには絶対手を出さない
Winnyなどに代表されるファイル共有は今もっとも情報を漏洩させる危険性のあるものです。とは言っても、ファイル共有そのものに問題があると誤解している人も少なくありません。ファイル共有が怖いのは、それを使った結果にあるのです。
ファイル共有そのものが怖いわけではない |
たとえば、ファイル共有では自分のパソコンのフォルダ内にあるファイルを共有させますが、これを特定のフォルダだけでなくパソコン全体を指定してしまうと、パソコン全体のデータが共有されることになってしまいます。これでは自分のプライベートを晒してしまっているのと全く変わりありません。
指定したフォルダ以下は全てファイル共有の対象となる |
しかし、もっとも怖いのは、共有したファイルに潜んでいるウィルスです。ウィルス対策ソフトは、まずウィルスをパソコンに進入させないことでパソコンを守りますが、これを破られてしまします。しかもウィルスは日々進化を遂げているため、最新のウィルスを仕込まれたファイルをファイル共有でダウンロードしてしまうとウィルス対策ソフトでもウィルスを検知できず、結果として感染してしまいます。
このウィルスへの防御を弱めてしまうことがファイル共有が危険とされる最大の理由なのです。
手から離れたら、安全な場所ではありません